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中京記念 傾向・寸評

 今週の重賞は日曜日の小倉11R、中京記念になります。阪神競馬場の改装の影響で変則開催の今年の日程、例年は中京で行われていた中京記念が今年は小倉芝1800Mで開催。過去5年では昨年と2019年が中京芝1600Mで開催。2020年は阪神芝1600Mで開催、今年と同じ開催は2021年、2022年が小倉芝1800Mで行われていました。夏のローカル重賞、さらにハンデ戦と難しい重賞になります。

過去5年中京記念


過去5年中京記念好走馬


過去5年中京記念 人気で凡走馬

 一番の人気薄は阪神で開催された2020年の勝利馬メイケイダイハードが最低人気で勝利。1人気は1勝も3着が3回と好走はしますが、連対までの信頼はおけない傾向に。
 ハンデ戦のため、斤量別では55キロ以下の好走が多くなっています。56キロの馬も好走していますが過去5年で勝利はなく、2.3着まで。昨年から斤量の規定が変更になり、ハンデ戦でも反映されている面が向受けられるため、今年は56キロの馬も好走圏内に調整はありそうで、57キロ以上馬が苦戦する傾向に思われます。57キロ以上の好走は2021年の小倉開催時で2着のカテドラル。前走で安田記念に参戦してから好走、前年の2020年の同レースでも好走した馬でした。
 また年齢別でも高齢馬は好走が厳しい傾向が出ており、6歳以上の好走は上記のカテドラルのみでした。小倉1800M戦の重賞で好走か、前年の好走馬には注意が必要ですが、それ以外の高齢馬には厳しい傾向になっています。
 今年も小倉の芝1800M戦でハンデ戦と、参考になるのは2021年、2022年の2年のみ、傾向に大幅な信頼はおけないため、変化もあると思います。小倉1800M戦に実績のある馬や、斤量が大きく前走から減っている馬、マイルや中距離重賞で好走のある馬が中心になる可能性は大きく、注目しての予想が大事になりそうです。

中京記念 寸評

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