足りない実力はアイディアで補完
皆さんいかがお過ごしでしょうか。さっとです。
かれこれ、3年くらいアイスホッケーをしていません。
スケート教室で講師を務めることは何度かあるのですが
やっぱり、アイスホッケーをやりたい。
絶対試合勘取り戻らないレベルまで達しているはず。
(※やれない理由は、子供がまだ小さいのと世の中的に…)
中学生時代(中3)のアイスホッケー
なぜこんな前置きになるかというと
最近、中学3年(クラブで副キャプテンの当時)の
アイスホッケーを思い出して一人で熱くなっていたからです。
当時は登録メンバーがギリギリ。試合を行うことがやっとの状態に加え、
個人のプレースキルとしてもチームとしても悲惨な状態でした。
結果、3年生の1年間は一度も勝つことができなかったわけですが
1-1の試合と3-4で負けてしまった惜しい試合だってあります。
チームの雰囲気も良く
楽しくやれればそれでいいよねという仲間たちだったので
負けた後も割と和気あいあいチームでした。
タラレバ話
今思うと、あのメンバーでも徹底した戦術意識があれば
対戦相手にやり難さを感じさせ、もっといい試合ができたんじゃないかと
妄想しています。たらればなんですけどね。
例えば、自ゾーンでパス回しされていても
この相手(たとえばDF)がパック持ったら一斉にパスコースを限定させて
パックを奪取。その間に逆サイドの選手が敵ゾーンに入り込み1本縦パスで
キーパーと1対1の場面をつくり出す。
これが1回でも成功させれていれば
相手ディフェンスはその動きを警戒してプレー精度を落とす。
こんな感じで個人能力では劣っていてもメンタル面で
相手をコントロールすることはできるのではないかと考えました。
(守備に切り替わった時が最大の攻撃であるヘビーメタルサッカー的な)
「この試合は勝てるっしょ」って思っている相手が
「なんだこいつら。普通のホッケーしてこなくてやりずらいな」
と思ってもらえたらプレーヤーとして最高の気分ですね。
思い返すと当時の戦術は唯一
1-4(ワンフォー)という
フォアチェック(相手攻め出しに対する守備)を採用していました。
全線のFW1人でパスコースを限定(方向づけ)させて
残りの4人はパスの出しどころを察知し奪い取る戦術。
私はそのパスコースを限定する前線の守備をしていて
あわよくば個人技でゴールに迫る役割でした。
正直、全員で意思疎通できたとは言えず、効果的ではありませんでした。
今、中3のあの頃に戻れていたら
副キャプテンとして戦術を浸透させて
相手に「下剋上」してやりたかったなー。
他のスポーツも実力が全てじゃない
戦術や明確な狙いがあるだけで
スポーツの結果って変わるんだなと今になって感じたとこがあります。
それは中学時代の体育の授業がソフトボールだった時の話。
今だと非道なやり方ですが、当時はまだ存在していた「とりけん」
経験者がリーダーとなってチーム分けをする恐ろしいジャンケン。
最後に余る子、「いる」「いらない」は本当に残酷だなと感じます。
まあそれは置いといて、普通の中学生なら
運動神経が良かったり、仲が良かったり
面白い(イケてる・ヤンキー・エロい)奴を抜擢するはずが
私の友人・大ちゃん(※)は、最初に私を選び
2巡目以降、とにかく「足の速い子」とか「まじめにやる子」だけを
選んでいくスタイルでした。(多分私も該当しています!)
「
おいおいおい、ワクワクしないメンツじゃねえか」
と私は正直思いましたが
いざ対戦すると、打撃は内野安打とエラーによる出塁の連続。
守備はおぼつかなくてもまじめに全力疾走する外野。
破竹の勢いで勝ちまくり1年間負けなしだったことを今でも覚えています。
彼のような策士は非常に稀ではないだろうか(笑)
※大ちゃん…
小学校と高校でエースで4番を任させる野球っ子の友人。
中学校は、なぜか卓球部に所属する変わったタイプでモテ男(当時のみ)
このマインドは私になかっただけ
こんな身近にヒントが隠されていたのに
それをアイスホッケーに落としこめなかったのが無念です。
そもそも勝ちたいという感情が欠落していたので無理もないか(笑)
やっぱスポーツの話になると
テキストが進みますな~~(文章力は置いといて)
皆さん、今日も良い1日をお過ごしください!
ではまた!!!