インフラエンジニアをやる上で苦労すること3選
おはようございます。現役インフラエンジニアのさっとんです。
今回はインフラエンジニアをやる上で苦労することについて話していきたいと思います。
インフラエンジニアの初学者や未経験の方に見て頂けたらと思います。
この記事を読んで頂くことによって、インフラエンジニアをやる上で苦労することについて理解できると思います。
1.1つのミスで大きな影響が出る
「1つのミスで大きな影響が出る」作業が多いです。
例えば、「WindowsServerの電源ボタンを誤ってクリックしてOSをシャットダウンさせてしまった」とします。
そのようなミスをすると、サービスによっては何万人にも影響が出てしまうということがあり得ます。
僕自身も監視オペレーターをやっていた際にやらかしてしまったことがあります。
簡単に言うと「サーバの時計合わせで月を一つずらしてしまったこと」です。
(当時は古いWindowsServerでしたので、マウスホイールで月が設定できるような仕様でした。)
一つのサーバに対して上記のミスをした影響で、上司がお客様に謝罪にいく程の影響を出してしまいました。
このように、一つのサーバ作業でも大きな影響を出してしまうということがインフラエンジニアではあり得るということです。
ミスをしないのが一番ですが、やらかしてしまった場合は改善案を必死に考えましょう笑
2.作業手順書の理解が人によって違う
サーバー機器やネットワーク機器で作業する際には作業手順書を作成〜レビュー実施後に作業をするのが一般的です。
この作業手順書の作成で苦労することが多いと感じています。
人それぞれ持っている知識がそもそも違います。
例えば、Linuxのコマンドが理解できる人もいれば理解できていない人もいます。
一般的に「理解できていない人」向けに作業手順書作成します。
しかし、「理解できていない人」がどこまで理解できているかを把握することが難しいと感じています。
今まで働いた現場では、作業手順書の運用についてはこのような形になります。
①作業手順書作成〜レビュー
②作業手順書プレリリース
③作業者からの不明点洗い出し
④不明点修正&都度レビュー
⑤③〜④の繰り返し
⑥作業手順書リリース
作業手順書作成後にレビューを受けて完了とはうまく進まないものです。
そのため、メンバーがどこまで理解しているかを把握することは非常に大事だと考えています。
3.ストレージ機器やネットワーク機器等、自己学習しづらいものが多い
ストレージ機器やネットワーク機器(スイッチやルーター等)自己学習しづらいものが多いと感じます。
自己学習しようにも個人で購入できる金額ではないです。
様々な会社の製品を扱うので、機能は同じだが名称が違うということが多いです。
私は業務でDELL社のストレージ機器を扱ったことがあります。
例をあげるとこのようなストレージ機器となります。
金額を確認したところ、家を一戸建てられる程の金額だそうです。
正直「高すぎだろ!」と思いました。
余裕のある企業さんであれば社内で学習できますが、基本は現場で覚える以外ないです。
学習できるとすれば、メーカーで実施している研修くらいかと思われます。
まとめ
・1つのミスで大きな影響が出るということが多い
・作業手順書の理解が人によって違うので、埋め合わせるのが難しい
・ストレージ機器やネットワーク機器等、自己学習しづらいものが多い
ここまで読んで頂き有難うございます。
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