データセンターでの作業について思うことを話します
さっとんです。
今回は、インフラエンジニア向けです。
インフラエンジニアに興味がある人も参考になるかと思います。
インフラエンジニアが実施するデータセンター作業について思うことを話します。
僕自身、1年程データセンター作業を経験したことがあります。
この記事を読むことによって、
データセンター作業がどのような感じかわかると思います。
以前、このようなツイートをしました。
・サーバー/ストレージが重い
・初期不良注意
・タグ付け全て手作業
・ケーブリングはセンス
・ケーブリングはスパゲティ注意
・寒さ対策必須
・物理マシン実機触れる
マシン(サーバー/ストレージ等)が重い
データセンターの搬入口から搭載ラックまでマシンの搬入~搭載までを実施したことがあります。
この際にマシンを持ち上げる必要があります。
2~3人がかりでないと持ち上げられないほど重いです。
さらに、マシン1台で相当の値段がするため壊さないように慎重に作業をする必要があります。
僕が扱ったことがあるストレージの話になりますが、ストレージ1台で家が買える値段と聞いたことがあります。
実際に調べたところ、1000万以上するようです。
値段を調べると作業すること自体、気がひける....
タグ付け全て手作業
ケーブリングをする際にタグ付けをします。
理由としては、どの機器にどのケーブルが接続されているかわかるようにするためです。
このケーブルにタグを付ける作業が地味にしんどいです。
作業工程としては、下記になります。
①タグを書く
②ケーブルの両端にタグを付ける
これを100枚以上手作業で実施するので時間が掛かります。
自動化できればいいのになと何回思ったことか(笑)
ケーブリングはセンスが必要
ケーブリングにはセンスが必要だと感じます。
僕もケーブリングを経験したことがあります。
しかし、ケーブリングを得意だとは思いません。
「綺麗」かつ「他の機器に影響を及ぼさない」ようにケーブリングをする必要があります。
これが自分はうまくできませんでした。
ケーブルの配線が思いのほかうまくいかなかったです。
僕が1年間経験した最後の案件でやっとうまくできた程でした。
ケーブリングをスピーディーにやるためには、経験とセンスが必要だと思います。
ケーブリングについては話すと長くなるので、noteかブログで掘り下げた記事を投稿しようと思います。
寒さ対策必須
寒さ対策が必要です。
データセンターは基本的にマシンに対して優しい環境です。
しかし、人間に対しては優しくはないです。
非常に寒いです。
僕が行ったことがあるデータセンターの話になります。
真夏(8月頃)に行ったのに、マシンルームだけは極寒でした。
防寒着がないとしんどかったです。
こればっかりは場所によりますが、寒さ対策はしておいた方が無難でしょう。
物理マシンの実機が触れる
物理マシンの実機がデータセンターに行くと触れます。
これ自体はメリットだと思います。
物理マシンの実機がどのようになっているかは見ると勉強になると思います。
実際にデータセンターで物理マシンの設定をしたことがあります。
実機とノートパソコンとLANケーブルで接続して設定をします。
これはデータセンターだからこそできる経験だと思います。
今はクラウド時代でAzureやAWSが普及しています。
しかし、このデータセンター作業(オンプレミス作業)もやっておいて損はないと思います。
まとめ
・マシンの搬入・設置は重い/値段が高いため慎重に作業実施する必要有り
・ケーブルのタグ付けは枚数が多く全て手作業
・ケーブリングは経験とセンス
・寒さ対策必須
・オンプレミス作業自体はいい経験になる
ここまで読んで頂き有難うございました。
Twitterとブログもやっておりますので、のぞいてみて下さい。