ITエンジニアが新型コロナウイルスでいう「クラスター」について話します
新型コロナウイルスの話題でよく聞くクラスター感染の「クラスター」ってなんぞや?ということについて話をしていきたいと思います。
僕らIT業界で働いていると「クラスター」という言葉はよく聞きます。
今回はこちらのことについて話をしていきたいと思います。
コロナウイルスでの「クラスター」とは何なのか?
IT業界で言う「クラスター」と同じ意味なのか?
インフラエンジニアをやっている方なら共感して頂ける記事となっております。
新型コロナウイルスでいう「クラスター」とは?
こちらの記事に書いておりますが、「小規模な感染者集団」のことをクラスターと呼ぶみたいですね。
例えば、同じ場所/地域で感染者が5人いたとします。
この集団を「クラスター」と呼ぶようです。
この「クラスター」が別の地域に広がって感染していくことを「クラスター感染」と呼ぶようです。
IT業界で使うクラスターとは?
僕が思っていた「クラスター」になります。
簡単に言うとこのような意味になります。
・複数のサーバーを一つのサーバーとして見せること
・ユーザーからはどのサーバーを使用しているかわからない
基本的なクラスター構成としては、このようになります。
「Active-Standby」のサーバー2台構成(主系/副系)
「Active」のサーバがDOWNすると「Standby」サーバーに切り替わる
サービスの切り替わりを図で起こすとこのような形になります。
「Quorumディスク」や「共有ディスク」という概念がありますが、この記事では省略します。
このようにクラスターは「複数のサーバーを一つのサーバーとして見せるもの」ということになります。
代表的の製品
こちらになります。
〇Windows
MSFC
WSFC
〇Linux
RHCS
〇Windows/Linux
LifeKeeper
細かい構成等は違いますが、概念は説明した通りになります。
新型コロナウイルスでの「クラスター」と同じ意味だと思っていましたが、全然違うことに驚きを隠せないです(笑)
最後に
いかがでしたでしょうか?
新型コロナウイルスでいう「クラスター」とIT業界の「クラスター」の意味は似てましたね。
両方とも「複数あるものを一つに見せる」というような意味になります。
ここで紹介した以外にも「負荷分散クラスター」というものがあります。
この機会に勉強してみては如何でしょうか。
ここまで読んで頂き有難うございます。
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