全英女子オープンゴルフ2019
2019年8月4日の夜は長かった……。
第43回全英女子オープンゴルフ。日本人選手も8人参加して、それなりに期待もしていたけど マサカ!
初日から2位タイで飛び出した渋野日向子プロではあったが、正直、「若さゆえの勢いがあるなぁ」と感心する程度だった。
(どっちかというと、安田祐香アマのほうに注目していた)
ところが、二日目で3打差の単独2位として予選通過すると、三日目には逆転2打差の首位に立ってしまった。
(ブハイ選手もずっと調子良かった)
それでも、「優勝したら面白いな」とは思いつつも、「ま、ここまで頑張ったから応援してやるか」程度にTV観戦始めたのだった。
そこからは、皆さんもご存知、4打差で2組前を行くサラス選手が1番2番と連続バーディで「不気味だ……」と思っていたら……
なんと、渋野プロが3番バーディパットからの……4パット!!
このときには、サラス選手が4番でバーディでしたから、逆転されてしまいました。
実は私はこのとき、「ここまでだな」と見切りをつけて寝る準備に入ったのです。(翌日は月曜日だし……)
ところが、5番でバーディを取るし、6番でも「ボギーかな?」と思っていたらパーを拾うしで、中々ベッドに向かえません(笑)
そして、運命の7番!
渋野プロが左のFWルートに打った時点で、
「ここでツーオン狙わんのなら勝てんわ」
と、重い腰を上げてTVのリモコンに手をかけたのです。
しかーし!
てっきり刻むのかと思いきや、スプーンを思いっきり振り抜いて2オン成功したではないですか!!
この時点で私は「ホールアウトまで見てやろうじゃないか」と決心したのでした。
後半に入ると、渋野プロもバーディラッシュするのですが、常にサラス選手が一歩前にいます。
さらに、同年メジャー3勝目を狙うコ選手にも並ばれるし、プレッセル選手も11番でイーグル奪取するなど猛チャージです。
一方、渋野プロは緊張してるんだかしてないんだか、ピンチなのにニコニコ笑って、強気のパットでチャンスに変えます。
いろんなゴルフ中継を見てきたけど、この試合が一番ワクワクしたし、一番面白かったですね。
前を行くライバルたちが12番(パー4)を無難に通過していきましたが、私は「ワンオン狙え!」と念じていたので、ドライバーを持っているのを見てガッツポーズしましたね!
あわや池ポチャ! は、ご愛敬でしたが、このホールをバーディ取ったことで「本当に優勝するかも」と、他人事ながらにドキドキしました。
そして、運命の18番でのファーストパット。打った瞬間に「強すぎっ!」と叫んでしまいました。(恥)
あのパットが入るんですから、筋書きのあるドラマより面白かったし、寝ないでよかったと満足しました。
ここで、ブハイ選手が一瞬だけ両手を上げたのが凄く印象的でした。
その後、インタビューまで見てベッドに入りましたが、当然ながら目が冴えて寝つけやしません。
かくして、超寝不足のまま月曜日の出勤となったのは、いい思い出です♪