IM MATCH2025参加中〜USMLE戦記〜
自分は2023年に大学を卒業し、大学病院とのたすき掛けで一年目は都内の救急医療の盛んな市中病院で研修、マッチイヤーの今年度は文京区に戻って研修・研究をしています。内科・腫瘍内科領域で、ゲノム解析をはじめとし前臨床的な研究に情熱があります。
USMLEをはじめ、レジデンシーアプライに必要な試験一通りに関して、やったことと結果を列挙します。詳細な勉強法について述べているわけではないのですが、全体像を掴むためのサンプルケースとして参考になれば幸いです。
Step 1はコスパ重視で合格、Step 2の結果はまずまずという結果でした。
数ヶ月単位で最も有益な情報が入れ替わるため、英語で (RedditやX) 情報収集することをおすすめします。
タイムテーブル
2022/9 USMLE Step 1 勉強を本格的に開始 (断続的に1日ならして2-3問程度やっていた時期もありました)
2022/12 NBMEで72% 国試模試の偏差値は38
2023/2 国試 Pass
2023/3 医学部卒業, USMLE Step 1 Pass
2024/3 TOEFL iBT (106)
2024/4 AACR参加のためSan Diego
2024/6 USMLE Step 2 CK Pass (245)
2024/7 OET Pass (1st attempt)
Step 1
勉強期間:2022/9-2022/12, 2023/2-2023/3
(5年生のときに実はFirst Aid Q&Aを何割かやった)
UWorld 1.5周くらい
First Aid
NBME 2個 (12月と2月に受けて、両方72%くらい)
Free 120 半分くらい前日にやった (なので実質 Free 60!w)
終わったときの感触: 落ちた
結果: Pass
Step 2 CK
勉強期間:2023/4-2024/3 断続的に、 2024/4-2024/6 集中的に
UWorld 2周
First Aid for Step 1
Amboss level 2-4を何百問か
USim (1: 253点, 2: 255点)
NBME 5個 (直近2つが240点未満 あとの4個は245-250点)
Free 120 (82%)
結果: 245点
反省: dedicated preparation periodが短かったことと、直近半年程度で出題傾向が変化していた (長文化, 倫理系の問題が爆増)ことに対応できていなかった。Ambossやったり、直近2つのNBME模試で撃沈したことをもっと深刻に受け止めて対策すべきだった。
OET
勉強期間: 合計10時間くらい (直前の一週間)
R, L, W: HPの無料mock testを1-2個やった。WはGPTで何個か練習して採点させた
S: 友達と何回かmock使って練習、ハワイ大の先生に2回ほど特訓していただいた
結果: 合格。R, WはOK、S, Lは合格最低点
TOEFL
勉強期間: 4日
R, L, W: Youtube視聴 S: Youtube 視聴 + 筋トレしながらイメトレ
結果: R, Lは満点 Wは25点 Sは21点
感想: Sが無理すぎるけど流石に練習していくべきだった。もっと取れそうですが取ってから出直した方がいいですか?とN先生に伺ったが、「必要ない」と言われたので以降放置となっている。