2024/05/02 予約した本を受け取る
今朝は少し早く起きることができた。
起きる前に、横になったまま体操をしてみる。
実は、整体師の方が配信しているYouTubeで、動作の説明がとてもわかりやすい動画がある。それを見ながら十分ぐらい、主に両足の血行が良くなるように体を動かすと、すっきりと起きられた。
プロテインにβ-アラニンと、ヨーグルトやシナモン、カルダモンを足したものを飲んでから、フィットネスジムに出かける。
ウォーキングマシンでしばらく歩いてから、柔らかいマットの敷いてあるエリアに行って自重トレーニングをする。音声をオフにしてiPhoneを見ながら体を動かすのですが、最近自重トレーニングをさぼっていたのでちょっと大変だった。
でも、体をほぐすと動きやすい。
またしばらく、こつこつやってゆこうと思う。
この日は仕事だった。
ゴールデンウィークの中日だからか、仕事の忙しさはマイルド。
図書館から、予約していた本が届いたと自動音声で電話があったのでお昼休憩の間に取りにゆく。
今回、届いたのは 内田 舞『REAPPRAISAL(リアプレイザル)』。
「認知行動療法」の中の対処法の一つである「リアプレイザル(Reappraisal)」について書かれた本。
不安・恐怖・緊張・焦燥など、さまざまな感情のコントロールに有効なのだとか。
お昼ご飯を食べながら拾い読みしてみたところ、遺伝的に、不安や恐怖を感じやすいタイプの人もいる、と書かれているところがあって、たぶん自分はそうなのだろうな……と思った。
人間が恐怖や不安を感じる理由、が興味深いなと思った。
” 人間の脳に扁桃体の発火システムが備わっている背景にはちゃんとした理由があります。「恐怖や不安」という感情を持つことは、生きるために生まれた生存本能の一つだと考えられています。”
なにか危険なこと、たとえば、駅の階段で人にぶつかってしまい、危うく踏み外しそうになった時など、脳の中で真っ先に反応するのが扁桃体だ、と書かれていた。
扁桃体の中の神経細胞が急激に発火し、不安や恐怖といった感情が作られるところがスタート。
「あっ、危ない!このまま転げ落ちたら怪我してしまう!」
と、恐怖を感じるところから反応が始まる。
そしてその感情に脳幹が反応して、闘う・逃げるといった行動を取るために、アドレナリン・コルチゾール・ACTHといったストレスホルモンを分泌するように指令を送り、心拍数や呼吸数を上げて素早く反応できる体制を整えるのだとか。
脳幹がさまざまな調整を瞬時にしてくれるので、危うく間一髪で踏みとどまることができる、というのが次の段階。
身にふりかかった危機が過ぎ去り、ようやく脳が冷静になるとき、大脳皮質が働いて「人が多いラッシュ時には、転びそうになったときにつかまれる手すりのある壁際を歩こう」など、論理的な思考によって対策を考え出す……という流れになる、という説明があって、理性というのは後から、安全な状況になってから動き出すものなんだな、と思った。
この本は、ネガティブな感情のコントロール手法のひとつである「再評価」という手法について、書かれている。
連休中に、ゆっくり読もう、と思った。