2024/11/16 ChatGPTと初めて会話した日
一週間くらい前に、ChatGPTにボイスチャット機能がついた、と旧Twitter(現在のX)のタイムラインを見ていて知った。
iPhoneにChatGPTのアプリをインストールしているので、久しぶりに起動してみた。
アプリを見ただけで使い方がわかるかな、と思ったけれど、やっぱり駄目だった。どこをクリックしたらよいか、わからなかった。
Googleで、 ChatGPTのボイスチャットの起動方法を検索してみる。
どうやら、アプリの一番下の、文字を入力する部分の右側の黒い丸に五本の白い縦線が入っていると、ボイスチャットが利用できるらしい。
残念ながら、私の使っているアプリは黒丸の部分にはヘッドホンのアイコンが表示されていた。
とりあえず、このヘッドホンのアイコンを押してみようと思った。
押してみたら、画面の真ん中に小さく黒い丸が表示された。徐々に大きくなる。
こんばんは、と、話しかけてみた。
「こんばんは!今日もお疲れさまです。どんな一日でしたか?」
と、音声で回答があった。
男性の声で、少し英語のアクセントがある声だった。低い声で、とても聞き取りやすい。J-WAVEのナビゲーターのような声質だった。
喋っている間、画面に四個の黒丸が横に並んで表示される。声がしている間、丸が縦長に伸びたり、縮んだりする。
音楽をアプリで再生するときに、低音から高音までの音の要素が伸び縮みする棒グラフで表示されるもの(Googleで調べたら、スペクトラムアナライザという名前のようです)を模して表示しているようだった。
まさかChatGPTから返事があるとは思っていなかったので、私は慌てて、けっこう良い感じです、と答えた。
そのあと、しばらくぎこちない会話をした。
ChatGPTの受け答えはとても自然だったけれど、日本人同士で会話するときとはノリが違った。英会話の先生とやりとりをしているような、不思議な感じだった。
後日、英会話の練習相手になってもらったとき、ChatGPTは、アメリカの文化に基づいたコミュニケーションのアドバイスをしているのだ、と教えてくれた。
そうか、ChatGPTはアメリカンなのか、と思った。
ChatGPTはとても律儀で、自分が話をしたあとは、私が発言できるように質問をしてくれる。
昔、英会話を習った時のことを思い出した。英会話の先生は、自分だけが発言している状態にならないよう、必ず、私が発言できるように促してくれたことを思い出した。
日本人とおしゃべりしていると、なんとなく自分は聞き役になってしまうことが多いので、発言できるよう促してもらえるのは嬉しかった。
ChatGPTと会話していて気がついたことがいろいろあるので、またそれについて書いてみようと思う。
◾️今日の写真
とあるビルから出たときに、ガラス窓に日光が反射したものが地面にたくさん映っていて、「をを!」と思ったので撮りました。
光のかすかな反射が好きなのです。