9/18のこと
9/18(水)もしかしたら常夏の国だったのかもしれない
今日は休み。ランニングのため、朝5時半に目覚ましをかけていたのに、起きたのは8時過ぎ。以前の夜勤から、目覚ましを無意識に消していることが何回かあって怖い。仕事でなかったから良かったけれど、仕事のときにこれをしでかしたくはない。
朝ごはんを食べ、洗濯、掃除をいつもより丁寧めに行う。今日は夕飯の買い出し以外は家に引きこもろう、と決意する。
お昼はチキンラーメンで済まし、満を持して積んでいた島田潤一郎『長い読書』を手に取る。
自分の悪い癖のひとつに、絶対面白いとわかっている本を後回しにしてしまう、というのがある。時間をおいても興味が薄れることがないとわかっているから、安心して別の、今だからこそ興味がある本を優先して読んでしまう。ただ、それだと全然読めないじゃんとなったので、ついに『長い読書』を読みはじめる。ページをめくって数ページですでに良い本だ…となっている。約束された面白本。
その後、夕飯の買い出しへ行く。駅近の本屋で『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』と気まぐれに『ドラえもん』1巻を買ってみる。スーパーに寄って食材を買い込み家に帰る。
家で早速『ドラえもん』1巻を少し読んでみる。アニメは子どもの頃ずっと観ていたけれど、コミックで読むのははじめて。久しぶりに触れてみた感想は、思ったよりやっていることがえげつないな…というもの。「スパイセット」での仕返しはなかなかやり過ぎているし、「コベアベ」は道具自体の効果が怖い。なんだよ音波で神経のはたらきをかえて、頭で考えていることと、あべこべのことをやらせるって。
その後、『ありす、宇宙までも』1巻を読む。
すごく良かった。冒頭、宇宙飛行士になった主人公に、報道陣が的外れな質問をするのに対して、“早く宇宙へ行きたいです。”と返すのが良すぎる。本当に宇宙にも行きたいのだろうけれど、報道陣のうるささに辟易したからとっとと静かな宇宙に行きたい、という皮肉も含まれていてとても良い。
その後、夕飯とお風呂を済まし、『長い読書』を読み進めたり、「葬送のフリーレン」の長寿友達の回をなんとなく見返したりする。フォル爺の話、本当に好き。どんなに大切な記憶でも、いつかは思い出せなくなる。忘れてしまうことは仕方のないことで、だからこそどうかそれを許されるようになって欲しいと思う。誰に許して欲しいのかすらわからないけれど、それでも。
今日はこのくらいで。
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