9/30のこと

9/30(月)ちょっと暑いけど、まあランニング日和

6時の目覚ましで起き、寝ぼけて「今日って朝から仕事だっけ…?」と数秒考えてから休みだと思い出す。仕事かと思ったら休みだと気づいたときの、何も得していないはずなのに得した気分になれるの、好きです。
朝ごはんを軽めに済まし、ランニングに出る。
もうすっかり朝は涼しくなった。ランニング日和だ…!と嬉しくなりながら走る。ただ持久力はすっかり落ちており、帰りはちょいちょい歩いてしまった。ただ本当に良い気候なので、休みの日だけでなく仕事が昼からの日でも朝にランニングできるよう習慣にしていきたい。

家に戻り、冷蔵庫から走った後に飲む用に買っておいたソルティライチを飲む。500mlをほぼがぶ飲みしてしまい、反省する。
最近親から聞いて驚いたのですが(というか未だに半信半疑)、飲み物に関しても、ご飯の食べ過ぎでお腹いっぱい、と同じ要領で飲み過ぎで飲めなくなる、という現象が起こるらしい。自分の場合は飲み過ぎると後でお腹痛くなるからという理由で飲まないだけで、別にいくらでも飲んでいられるのでは…?と思っていた。というか幼少期に飲み過ぎで何度も腹痛を経験していたのはここのアラーム的なのが壊れているのが原因だった…?と今更ながらに納得してしまった。
でもこれを書いている今、よくよく考えるとお酒はめちゃくちゃ飲んでいる人もいるよな…?飲めなくなるって本当なのだろうか?とまた疑問がわいてきている。

シャワーを浴び、『京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る』を最後まで読む。

散文的な、というのが正しいのだろうか、フィクションとノンフィクションが混じりあった不思議な小説だった(小説、でいいのだろうか?)。
特に印象的だったのが京都という「物語」がパンデミックという「物語」に一度敗け、観光客が居なくなる。その後、京都の「物語」が2023年に盛り返し、観光客がパンデミック以前以上に戻ってくる、というところ。
本来的な読み方とは違うような気がするけれど、「ナラティブ」の持つ暴力性を強く感じる読書体験でもありました。
あと、子どもっぽい感想ですが「画期的」に「エポック」というルビが振られていて嬉しい気持ちになりました。「エポック」、『違国日記』で初めて知った言葉ですが、響きがカッコいいのでどこかで使いたいなと機をずっと待っている。ミーハーなのです。

その後、本屋さんへと出かける。
行きの電車では高橋則夫『刑の重さは何で決まるのか』を読みはじめる。完全に「虎に翼」の影響で、ロスを引きずっている。そういえば兄は大学で法学部だったよなー、羨ましいなー、なんてことを、兄が大学を卒業して10年近く経っているというのに今更思う。
まだまだ序盤ですが、「刑法」は「一般人の日常の感性」とは大きく異なるということに納得させられる。ここでもナラティブ(これも使ってみたい言葉だ)の持つ危険性をなくすため、論理的につくられているんだなと今更ながら改めて思う。人の持つ感情は、良いものももちろんあるとは思うけれど、感情的に判断してしまうと、最終的に話の上手い、事実を使うけど語り方で感動的な物語をつくりだせてしまう詐欺師みたいな人が有利になってしまう。

本屋さんへ。1時間半ほどうろちょろしてしまい(久栖博季『ウミガメを砕く』を買おうかずっと悩んでいましたが来月にしようと決意した)、買ったのはこの2冊。

木下草太『憲法』と雪舟えま『地球の恋人たちの朝食』。前者は明らかに「虎に翼」の影響で、憲法についてちょっとくらいは知っておきたいなと思い。後者は前から雪舟えまさんは気になっていたのと、立ち読みした穂村弘さんのあとがきに二階堂奥歯さんの名前が出てきたのも大きい。日記本?のようなのでそれも楽しみ。
後は家に帰り、麻婆豆腐をつくって食べたり、『ダンジョンの中のひと』1巻を読み終えたりする。アニメ版も良かったですが、漫画版も良い、というかアニメが結構丁寧に漫画を踏襲していたんだな、と思う。あと、ベルの可愛らしさ?みたいなものがアニメと漫画で少し違うのですが、どちらも良かった(漫画の方がデフォルメが効いているのだろうか?)。

今日はこのくらいで。明日は仕事、月初は忙しくなりそう。

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