初恋

たとえ今日が終わらないとしても 僕は明日を見たいんだ

君のとなり空いてますか？ 僕はそこに座りたいんです

いつもと同じ時間と景色 ほんの少し変えてみたい

もっと話がしたいよ

縮めたい距離も 素直になれないから

締め付けられた僕の胸に刺さるトゲがちょっとだけ痛いよ

それを「恋」と呼ぶならそうだね 生まれたばかりのストーリー

今この瞬間のために存在する過去が 明日を変えるよ

たとえ今日が終わらないとしても 僕は明日を見たいから

僕が望む永遠なんて無いのかもね それでもきっと

君と過ごす時間は全部 僕が生きる原動力

だって思い浮かぶんだよ

何十年経っても変わらぬ その笑顔が

確かめたいけど この気持ち 打ち明けるの ちょっと恥ずかしいよ

これも「恋」の駆け引きなんだね 僕には何かもどかしいな

君を見た 僕を見た君 微笑むからもっと嬉しくなる

それだけで そう それだけで 見える景色が色づいていくよ

締め付けられた僕の胸に刺さるトゲをそっと取り除いた

それでもちょっと血は流れる それは生きてるってことの証拠

終わらない僕の思考は 解けることのないパズルのようで

これを「愛」と呼ぶのかどうかは 僕にはきっと分からないや

でも この瞬間のために存在する「イマ」が僕を変えたよ

たとえ今日が終わらないとしても 僕は明日を君と見たいよ