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2021/03/03(水)

気付いたらもう3月だ。半月くらいさぼっていた。パークでの展示が終わって2週間ほど。落ち着くかと思いきや、ぜんぜん慌ただしかった。

オフレコでの展示に向けて、追加したい作品があってせっせと制作。プラス、パークには出していない絵も持っていくので、またちょっと違う印象で楽しんでもらえる気がしている。不安だけど。
作品は、月曜日にすべて発送しました!やったー!

あと、個展の頃はまだそこまで感じていなかったが、花粉症の季節がやってきた!くしゃみ鼻水が止まらない。特に自転車に乗ると。う〜。いま薬を切らしているので余計つらい。パンクして1週間ほどつかえなかった自転車は、お世話になっているいつもの自転車屋さんに取りに来てもらって、全部直してもらった。うれしい。


今日は久しぶりに映画を観に行った。

ヤクザと家族
監督 藤井道人

月曜日にテレビでmillennium paradeのFAMILIAという曲を聴いて、PVをみて、これは観に行きたい!と思い、仕事の合間に行ってきた。半年ぶりくらいの映画館で少しどきどきした。そして、あまりヤクザ映画というものも観たことがなく、さらにどきどきした。

ひとことではまったく表せられないけれど、すんばらしい映画だった。ひとりひとりが濃ゆくひとしい人間で、とくにケン坊の、歳を経るにつれてどんどん感情が濃ゆくなっていく感じ。すごくよかった。ああ、書きながら思い出し泣きしそう。オヤジの抱擁感、めちゃくちゃ良かったなぁ。

わたしはその筋のことは一切わからないけれど、みんな人間であり、泣いたり笑ったり愛したりすることが普通にできるということ自体が、なにか、誰かの保証があってのことなのか。本当にそれでいいのか?この映画自体、全然ベタベタしてなくて、泣かしにこようとはしてない、むしろいまこの時代と人間の現実を見せつけられているのだと思う。すべてはそこに愛があるかどうか。義理と人情よりお金なのか。うーん。とにかくそんなことを考えながら、帰る。


しばらく、映画自体ぜんぜん観ていなくて、水曜どうでしょうを流し見しながらゲラゲラ笑う夜が多かった。でも、こうやって感情を動かされることって大事だなぁと、久しぶりに実感しました。


帰り道の空が気持ちよかった。

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