Binanceがマルタ島で世界初の「非中央主権型銀行」の開設に出資

Bloombergのニュースにより、世界第二位の仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)は、世界初となる非中央主権型銀行“Founders Bank”(ファンダーズ·バンク)の開設に出資したことを発表した。Binanceはすでに1.33億ユーロ(約1.55億ドル)でFounders Bankの5%の株を購入した。

Binanceにより、Founders Bankは銀行システムがブロックチェーン基盤を基づいて運営されるほか、融資プラットフォームであるNeufund(ノイファンド)とも連携して「法 的拘束力のある」トークンを発行する予定だ。Founders Bankは、公式に銀行業を営むために、欧州連合(EU)の加盟国であるマルタの政府から許可を得ることを望んでいる。承認されれば、Founders Bankは世界初の「分散型コミュニティ所有の銀行」となる。それに、レポートによると、トークン投資家は実際にこの銀行を所有している。

Binanceの創業者趙長鵬(ジャオ・チャンポン)氏により、「マルタでは、伝統的な金融とブロックチェーン金融が融合している。3ヶ月でも多くのことが発生できる。」とツイッターで書いてある。

Binance会社は2017年7月に香港に創立され、今年の3月でマルタ島に本拠を移転して置いた後、法定通貨と仮想通貨を交換できるような事業を取り扱う取引所を設立した。マルタは、ブロックチェーン技術や仮想通貨を歓迎している。透明性の高い政策と穏健な規制があるため、多くの仮想通貨業者は次々とマルタに本拠点を置いてくる。

二週間前に、マルタ議会の承認で分散台帳技術(DLT)を規制する3法案は法制化した。これにより、マルタ島は「ブロックチェーン島」という目標にさらに一歩進んだ。

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