沙「月」の話。
明日が嫌で眠れない夜です。
インスタを見ていたら、リールで
「月を表す美しい言葉」という動画が
流れてきました。
私の名前は沙月(さつき)です。
名前の1部にあることから、
月にはずっと親近感がありました。
「月」といえば、
昔から好きな曲があるんです。
鈴村健一さんの「月のうた」という曲です。
ゆったりした曲調で、
鈴村さんの歌声は優しくて、大好きです。
昔どこかで聞いたんですが、
この曲は「太陽のうた」と対になる曲で、
太陽のうたは、太陽が私たちを見る曲。
月のうたは、私たちが月を想う曲だそうです。
ラジオだったかな?
作詞をされた鈴村さんがそのような事を
仰っていたような気がします。
(定かでは無いですが…)
心にかつての悲しみや秘密を抱えて
生きる私たちが
いつでも何かを打ち明けられる相手が、月。
悩む夜も、誰かを想う夜も、
この闇がある限りはずっと傍に居てくれます。
鈴村さんの作詞、素敵だなと思いながら
今日も久々にこの曲を聴いていました。
ただ、さっき、ふと思ったんです。
「月はそんな自分をどう思うのか」と。
いろんな人に寄り添う、
そんな存在だと思います。
私も、鈴村さんの曲に出てくる
「月」のような優しい人で居たいと思っています。
そういう意味で、「沙月」の名前に
恥じぬように生きていたいと。
ただ、私は、何も出来ないのです。
これは全く謙遜でも何でもなく、
本当に何も出来ないのです。
それは月も同じだと思います。
多くの人の悩みや想いを受け取っても、
月が出来ることは何もありません。
「そこに居ること」しか。
だとしたら、月は、
そんな自分を嫌だと感じることが
あるのではないかと思ったんです。
完全に主観ですけどね笑
私もそうです。
性格上、相談をしてもらうことがよくあります。
同級生から就活の事だったり、
友人から恋愛の事だったり、
推しの事だったり、
などなど。
ジャンルは様々です。
ただ、聞いてあげることしかできないんですよね笑
悲しいんですけど。
それでも、友人達はいつも、
「聞いてくれてありがとう」と言ってくれます。
そりゃ聞くんですよ。友達の話なんだから。
私には、推しが居ます。俳優です。
彼は、私を大きく変えてくれた人でした。
ただ、私が彼にできることは何もありません。
ただ、ここに居ることしか、できません。
私が彼の人生を良く変えるほどの
何かができれば素敵なんですけどね。
まぁ、厳しいですよ、それは。
それでも、「いつも応援してくれてありがとう」
と言ってくれます。
そりゃ応援すんのよ。好きなんだから。
私がしていることは、
ただ居る場所に居る、ただそれだけです。
有難いことに、私には大切な人が
沢山います。
友人も、推しも、家族も、
みんな私の大切な人です。
そんな大切な人がいても、
私が彼らにできることは、
ここに居ることだけです。
それでも、
「見てると元気になる」
「居てくれると勇気が出る」
と言われると、凄く嬉しくなります。
同時に戸惑いもありますけどね笑
自分ではわからないことなので。
こんな私ですが、
ただここに居ることが力になるなら。
いくらでもどうぞと思います。
むしろ、よろしくお願いしますと思います。
貴方の悩みを解決することも、
貴方の運命を変えることもできません。
それでも、必要とされるなら。
私なりに光り輝いていたいと思うのであります。