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私が思う「言霊」「言魂」

言霊とは?
ネットで調べてみると
「古代、言葉が持っていると信じられた神秘的な霊力のこと。」
「発した言葉通りの結果が表れる力があると信じられていました。」

だそう。「言魂」も同じだった。

言霊。言魂。信じてる人は多いと思う。
そして私も、信じてる。

言霊を信じている人の多くは
「ネガティブな言葉を言ってはいけない」という
独自のルールを自分に課している気がする。

でも人間、生きていれば
ネガティブな感情が湧き出ることがある。

結果、言霊を信じている人の大半は、
「ネガティブな感情は言葉にしてはいけない」

という独自のルールのせいで感情を処理できず、
ネガティブを自分の中に増幅させてしまう傾向にある。

もったいない。
独自のルールに苦しめられるなんて、もったいなすぎる。


私が思う言魂はこうだ。
「言葉にきちんと魂を込めること」

成長目まぐるしい天使が、
自分でご飯を食べられるようになったり、
オムツを自分で取ってこれたり、
「昨日できなかったことが突然今日はできている」
ということが、日常茶飯事だ。

私は全力で褒める。
「すごいね!できたね!できるようになったね!
賢くなったね、器用になったね!」
この5文は毎回セットで言う。本当に全力だ。

しかし夫は違う。「すごいね〜」の棒読みだ。

天使には伝わるらしく、
夫が褒めても嬉しそうな顔をしない。
だから私は夫にとってリクエストする
「ねえ、感情込めて。」

言葉はお守りになると信じている。
「ママに褒められた!」
「私、凄いんだ!」「僕、偉いんだ!」
「私って賢いんだ!」「僕って器用なんだ!」
自己肯定感の高い人間になってほしいから
私は全力で伝える。
この褒められた記憶が天使の中に蓄積して、
いつか必ず「できない」にぶつかる
我が子を守ってくれると信じている。

でもきっと、こんな褒め言葉は
子どもが3歳にもなれば言えなくなると思う。
「あんまり言うと繰り返し見せてきて疲れる」
「褒めて調子に乗ると厄介」
できて当たり前、褒めるほどでもない

実際、夫だって、生まれてすぐは産声として
泣いただけでも褒めていたのに、今はもう
「お行儀よく食べてほしい」
「お片付けをしてほしい」など、
褒めるハードルを上げてしまっている。

そうやって、誰かから褒められることは少なくなりながら私と夫は大人になった。

でも大人になってから知った。
息をすること、起きて寝ること、食事をすること、
そんな当たり前のことが辛い日もある。
大人になって、褒められなくなってから、息をして「当たり前に生きること」の難しさを知った。

だからこそ私は、常に天使を
全力で感情を込めて褒めると決めている。
産声を聞いて
我が子は息をするだけでこんなに私と夫を
幸せにする力を持っているのか

と感動泣きしたあの日、
私は褒める基準をこの日に置くと決めた。
息をするだけで偉い我が子が、
零しながら離乳食を食べたってもちろん偉いし
スイミングでジャンプを覚えればそれもすごい。

私は「我が子の呼吸を褒めた自分」を
忘れないようにしている。
この基準を忘れないことで、
天使の全てを感情を込めて褒めることができる。
そして褒める私の言葉が天使を守る「言魂」になると信じている。

幸せを呼ぶための「言霊」なんだとしたら、
「言霊」に対する独自のルールで苦しくなるなんて
本末転倒。
私は「自分の褒め言葉で我が子を守る」と決めている。
これが私の「言魂」に対する定義であり、感情を込めるのがルールだ。
発した通りの結果が表れてほしい。
天使を守ってほしい。

今日は自己理解から話が逸れたが読んでいるアナタにも自分の「言霊」の定義とルールを見つめ直してほしい。

もし良ければ読者の方の「我が子を褒める基準」をコメントなどで教えてもらえると嬉しいです。


前回の記事にコメントくださった方💬
あき✨️繊細さん(HSPさん)の駆け込み寺🥹💓さん


普段は自己理解のコーチをしています

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