FF7Rたのしすぎた記 1

4ちゃいの頃にFF7と出会い、それからずっと恋し続けてクラウドの限界夢女を13年くらい続けている私がFF7Rをプレイした感想&解説記です。

※痛々しい夢女です。限界突破してます。
※クラウドは私の旦那だけとクラティすきです。別次元の愛だよ、わかるだろ?
※夢小説を愛読&執筆している夢女なのでタガの外れた発言が多いです。
※ものすごいネタバレするよ。プレイし終わった方しか見ちゃダメレベルだよ。
※当然ながらオリジナル版もアルティマニアもネタバレするよ。


とりあえず結論からですが…FF7R、予想を500倍ほど上回る最高オブ最高でした。
リメイク出る出る詐欺で相当長いこと待たされましたが、待ってよかった本当に良かったと思える出来栄えです。
PS3時代に発売されなくて良かった…とまで思えるグラフィック。このスペックのハードでプレイできたことが嬉しすぎます。クラウドが…おれのクラウドが生きている…
スクエニが誇る映像美は勿論のこと、曲は新規・既存曲のアレンジどちらも最高、キャラ設定や新たなサイドストーリー・バックグラウンドストーリーの追加。どれを取っても期待以上でした。
ちょっともう凄いポイントが多すぎるから語らせてくれ。

ここがすごいよFF7R 1【クラウド・ストライフという人間への解釈が合う】
いや公式様に対して偉そうに「解釈合う~」とか、どの口がほざき散らしてんだ殺すぞ。って感じなんですけどね。許して。これ以外に言葉が見つからないのだ。

①キャラ付けについて
今作、クラウドという人間が外見から内面から全てにおいて理想系だったんです。
最近の媒体ってどうしてもクールキャラのイメージが強いじゃないですか。多分「興味ないね」ってセリフの影響が非常に強いんだと思いますけど。
でもクラウドって本当は村一番の陰キャだし、好きな子には全然声かけられないし、一緒に遊ぼうの一言も言えないし、そのくせ村を飛び出す瞬間にはいきなり仲良くも無いティファを夜の給水塔に呼び出して決意表明をするくらいには他人との距離の取り方が下手なキャラじゃないですか(褒めてる)
それが何ですか、最近のクラウドときたらまるで「クールな金髪イケメン剣士! 女にもモテモテ!」みたいな感じで描かれているじゃないですか。私の目が穿っているという可能性はちゃんと加味しています。しかしそんな風潮は確かにありますよね?

でも、今作のクラウドはただのイケメンクールキャラじゃない。
押せ押せ系美女(ジェシー)に褒められればドヤ顔をする。
憧れのマドンナ(ティファ)に頼み事をされたら断れない。
バレットにツッコミだって入れてくれる。
意外と冗談にも乗ってくれる。
胸の内を吐き出せば、すごく真剣な顔で聞いてくれる。
たまにチベスナ顔になる。
なんですかこの可愛い生命体。ただでさえ完璧だってのに、更なるチャームポイントを追加してきやがった。結婚してくれ。あ、もうしてましたね。

次作のクール系イケメン剣士のSさんなんて悩み事を話しているのにノーリアクションだし、言うに事欠いて「壁とでも話してろよ」とか言うんですよ。それに比べたらクラウドのなんて優しいことか。すき。
ただこのクラウドのお茶目さ・コミカルさも「クラウド本来の性格ではない」ってところが更に解釈合うんですよね。

※以下オリジナル版のストーリーネタバレ※
そもそもこの時点のクラウドは精神崩壊している状態ですので、クラウド自身の性格ではありません。すごいややこしいんですけど…
①5年前にすごい色々あって宝条博士の実験サンプルにされる
②4年間かけて魔晄に漬け込まれた事で完全に魔晄中毒になり、自我を失う。同時にジェノバ細胞を埋め込まれているので、後々に意識を支配されてしまう。
③親友であるザックスが精神崩壊中のクラウドを連れ出して逃亡する。
④決死の逃亡も虚しくミッドガル手前で神羅に見つかり、ザックスはクラウドを守って戦うが戦死してしまう。
⑤精神崩壊して空っぽ状態のクラウドがザックスから剣や想いを受け継いでミッドガルに向かう。

ここまでが前置きね。もうすでに何のこっちゃですよね。

ミッドガルに辿り着いたクラウドは相変わらず魔晄中毒によって「う…ああ…」しか喋れない状態だったが、偶然旧知の仲であるティファと再会する。
この瞬間、クラウドに埋め込まれたジェノバ細胞が仕事をします。
どういう仕事をしたかというと、ティファの頭の中にあるクラウドの姿を写し取ったんですね。
これで「ティファが覚えているクラウド」のデータが空っぽクラウドの中にインストールされます。次に「ティファが知らない間のクラウド」という記憶を補填する必要が出てきました。
そこでクラウドは幼い頃からの夢であった「ソルジャーになった自分」を創作してしまいます。
しかし創作するにしても情報や材料は必要になるので、なんとクラウドは自分の恩人であり親友であるザックスを自分と同一化してしまうんです。というか成りすまし。

長くなりましたが、こうして「ソルジャー1stとして神羅に貢献してきたが、何らかの理由で神羅を離れて何でも屋を始めた元ソルジャーのクラウド・ストライフ」という、皆が良く知るキャラが出来上がりました。ここまでがオープニング前の話な。とてもややこい。

つまりこのクラウドはザックスの二次創作みたいなモンです。
親友だけど同時に羨望の対象でもあった(であろう)ザックスに、クールなイケてるキャラをプラスしたんですね。そりゃあキャラもブレるってもんですよ。


ここで最初の話に戻りましょう。FF7Rで描かれているクラウドのお茶目さ・コミカルさも「クラウド本来の性格ではない」って所です。だいぶ遡りますねぇ。
クラウドの本来の性格は前記の通りとんでもない陰キャで、とてもウィットに富んだジョークで人を笑わせられるようなキャラじゃないんです。つまり作中にちょくちょく見え隠れする陽気さはザックスを模倣しているものなんですね。
しょっぱなからキャラ設定が重過ぎる男、それがクラウド・ストライフ。好きだ。

そしてFF7Rアルティマニア(P.744)からの引用になりますが『大人ぶってカッコつけたがる”カッコ悪いクラウド”を表現したかった』っていう一文に果てしなくわかり大全。
そう! そうなんですよ! クラウドはカッコつけしぃなんですよねー!! 流石御公式大明神!!!

あとね、クラウドの顔をジロジロずっと眺めていると、時々気の抜けた「ほえん」って顔するじゃないですか。アレ、わたし、本来のクラウドが見え隠れしてるような気がしてならないんですよね。
気を張っている時は元ソルジャーのクラウドを演じられているけど、気が抜けちゃうと無意識のうちに心優しい陰キャのクラウドくんが表情に表れちゃうとかだったらマジで神ってません?
私はあのほえほえタイムの表情がドチャクソに好きなんですよ。タイプなんです。

②ビジュアルが罪
見ての通りっすわ。今まで見てきたどのクラウドよりもタイプです今作。
アドベントチルドレン(以下 AC)とかクライシスコア(以下 CC)のクラウドは勿論大好きだし、なんならディシディアNTのクラウドくんもコーテク顔だけどとっても好きです。童顔美少女。
でもFF7Rの作画が一番好きなんじゃあ! これは個々の好みによりますけどね!!
お顔はもちろん国宝級なんですけど、そのお顔を彩る表情とか…体のバランスとか…腰周りほっそいんだけど腕めっちゃムキムキとか…意外とドレス着るとムキムキ目立っちゃうところとか…
ほええ~~~~~好き~~~~(発狂)

なんかしばらく前にRT回ってきていた「クラウドに無駄毛とか毛穴がある!」っていうのも、なんかクラウドがよりリアルに存在しているなぁ…って実感したので愛おしさがこみ上げてきました。
ぜひともPS4 Proをお持ちの方は4Kでスクショ撮影してツイッターに流してください。保存します。
ムービーモデルのツルンツルンできゅるきゅるなクラウドも童顔で死ぬほどかわいいんですが、今回はまさかの操作中のモデルの方がしゅきしゅき満点丸ってところが驚きでした。
古来よりゲームあるあるの「ムービー美麗だけど本編始まるとガッカリビジュアル」ってあるじゃないですか。PS2・PS3時代なんてすごく顕著だったけど…
それがどうした。今回のこのクラウドの出来栄えの良さは。
どの角度から見ても完璧に美しいんだけど、角度やライティングやらで全く違った表情になるじゃないですか~~? 一粒で何度美味しい男なんだ…クラウド…
今までの「ソルジャーの瞳」っていうとコバルトブルー系でしたけど、今回からは魔晄色に近くなっているのも最高ですね。人ならざるって雰囲気が中二病にはたまらんちん。

③声の破壊力
当然ながらCV.櫻井孝宏。これ以上語る必要はあるまい。

④素人童貞感がある
クラウドは前述の通り、とてつもない陰キャな少年時代を過ごし、ミッドガルへ行ったその瞬間から男社会で生きてきて、その後4年間は魔晄漬け、そしてようやく自由になったと思ったらもうゲームのストーリー開始ですよ。ほら、処女は兎も角として童貞捨てるチャンスなんて無いでしょ。つまりクラウドは紛うことなき童貞、いいね?

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