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猫の強制給餌のコツ4選をご紹介します!

こんにちは!皐月(さつき)です。

今回は、私が唯一持っている最強スキル「猫の強制給餌」について、紹介したいと思います。

「猫が食欲不振で、獣医師から強制給餌を勧められている」
「猫に強制給餌をやろうと思っても、なかなかうまくできない」

そういった方に少しでもお役に立てれば幸いです。

【注意】
この記事は、ただの猫飼いだった私の経験から基づいた内容です。
そのため、ペットに強制給餌を行う場合、必ず獣医師から指導を受けてから行ってください。


なぜ猫の強制給餌のスキルがあるの?

実は、私は昨年11年間飼っていた猫のメイを看取りました。(享年16歳)

メイは5年間、肝臓疾患のため、闘病生活を送っていました。

その5年間の中の2年8か月間、私はメイにほぼ毎日強制給餌を行っていました。

そういった経緯があるので、私はいつの間にか「猫の強制給餌の達人(自称)」になっていました。

強制給餌とは?

きっと「強制給餌」と言われても、ピンとこない人の方が多いかと思います。

ここで「強制給餌」についてサクッと説明すると…

強制給餌とは、ペットが何らかの理由で食欲不振になった場合にシリンジなどを使って、無理やりごはんを食べさせることです。

何らかの理由とは、大体が病気や高齢などです。(メイの場合は、肝臓疾患が主な食欲不振の原因です)

猫の強制給餌のやり方

猫に強制給餌をするのは、容易なことではありません。コツを掴むのにある程度、時間がかかるかもしれません。

【一般的な強制給餌のやり方】

  1. ペースト状のフードをシリンジに入れる

  2. 猫の頭部を片手で掴む

  3. 口の端から少量ずつフードを注入していく

イメージとしては、こんな感じです

言葉で説明すると簡単に感じますが…。
実際にやってみると、強制給餌の難しさを実感するかと思います。

私の場合、獣医師から指導を受けた後も、なかなか上手に強制給餌を行うことができずに苦戦しました。

そこで、次はこれを押さえておけば猫の強制給餌に成功しやすくなるポイントをご紹介します。

猫の強制給餌のコツ4選

私の実体験をもとに、猫の強制給餌のコツを4つご紹介します!

1.頭部を掴むとき、躊躇しない!

最初は、どうしても慣れないがために恐々やってしまいがちです。しかし、躊躇してしまうと、猫が抵抗しやすくなるので、強制給餌が失敗する確率が上がります。

やるときは、覚悟を決めて行うことをおすすめします。

2.猫の頭を掴む際、顎をほぼ垂直になる状態まで上げる

最初、私は、猫の顎を上に傾けないでやっていたのですが、それだとフードが喉までいかずメイは「ペッペッ」と吐き出してしまっていました。

シリンジでうまく強制給餌できないことを通院していた動物病院の看護師さんに相談しました。

すると、動物看護師さんは実演しながら
「頭をほぼ垂直になるくらいまで傾けるとやりやすいですよ」
とアドバイスしてくれました。

私は内心、「猫の顎を上に傾けすぎると、誤嚥しやすくなるのでは?」と思っていました。

でも、看護師さんのアドバイス通り、顎を上に引き上げてやったら、メイはスムーズにフードを飲み込みました。

このくらい顎を上にあげた方が注入しやすい

フードをシリンジで注入する際は、猫の顎をほぼ垂直に傾けることが成功の秘訣だと実感しました。

3.喉の奥に流し込むようにフードを注入する

私の経験上、シリンジを猫の舌の上に浅く乗せるように注入すると、失敗する確率が高かったです。

シリンジを口の中に気持ち深めに入れ、フードを喉に流し込むイメージで少量ずつ注入すると成功しやすくなります。(これも動物看護師さんから教えていただきました)

このくらいシリンジを差し込む

ただ、この加減が難しくて、深めに入れすぎてしまうと猫が「オエッ」となってしまいます(経験済み)

こればかりは、場数を踏むしかないです。

4.少量ずつ注入を心がける!

当たり前ですが、猫は私たち人間と違って小さいので、自分たちが食べる一口とは量が違います。

そのため、シリンジで注入する際は、少量のフードを注入するように心がけるとスムーズに飲み込みやすくなります。


以上が、猫の強制給餌歴3年弱の私が得たスキルです💉

「もっと詳しく猫の強制給餌のやり方について知りたい」という方!

以下記事は、猫の強制給餌のやり方などを画像付きで解説しているので、参考までに。

猫の強制給餌におすすめのシリンジの選び方については、以下記事で徹底解説しているので、興味のある方はどうぞ💉

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