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<コロナ禍での国際郵便>国際eパケットでイギリスに荷物を送ってみた!

2021年12月上旬
新型コロナウイルスの新しい変異株「オミクロン株」が各国で確認され始め、日本では水際対策の強化が話題となっていたちょうどその頃、
イギリスに国際郵便で荷物を送ってみました

今回は私にとって初めての国際eパケットでした。前回は手紙が行方不明に…(泣)。
「今回こそは確実に届けたい!」と思ったのですが、手続きもなかなか難しくどのくらいで届くのかの情報も少ない…。
ということで、今回の私の体験談を書き残しておくことにしました。

荷物がどのくらいで届いたのかが知りたい!という方は、目次から「荷物が届くまで」に飛んでくださいね。

荷物について

私がイギリスに送りたかった荷物は、重さ1500グラムほどの荷物(小包)でした。

荷物を送りたいと思ったのは12月の初旬、届けたい日は12月の中旬でした。

そこでまず知りたかったのは、だいたいどのくらいの日数で届くのか、どのくらいの料金がかかるのか、どのくらいの重さや大きさまでなら送ることができるのか、などでした。

そこで使用したのが、日本郵便のサイトの「国際郵便の料金・日数を計算する」というサイトです。

ここでは、
1. 送るものの種類
2. 送るものの重量
3. 差し出す都道府県
4. お届け先の国・地域
を選択すると、料金や日数を計算して表示してくれます。

プランを選ぶ

国際郵便は、さまざまなプランが用意されているらしく、
よく名前を聞くEMSのほかに、国際eパケット国際eパケットライト国際小包など、さまざまなプランがありました。

私の場合は、
「なるべく速く送りたいけれど、そこまで急ぎではない。EMSだとちょっと費用がかかるなぁ…。でも、前みたいに行方不明にはなってほしくないから追跡はしたい…。」
という理由から、国際eパケットを選ぶことにしました。
(国際eパケットの詳細についてはこちら

日本郵便にサイトによる国際eパケットの特長の説明です。

・2kgまでの小形物品をEMS(国際スピード郵便)より安く送ることができます。
・航空便扱いとなります。
・一部の国で追跡ができるほか、6000円を限度に補償もあります。

EMSより安くてSAL便より速い、追跡もできる、6000円まで保証もしてくれる!!

ということで、このプランを選びました。

荷物を送る

プランが選べたので、これから荷物を送っていくわけですが、ここからの手続きも若干手間がかかりました。

どうやら、国際eパケットを送るには、「国際eパケットラベル」というものが必要だそうです。

このラベルを手に入れる方法は2つあります。


国際郵便マイページサービスに登録して、自分の家のプリンターから印刷して荷物と一緒に郵便局に持っていく

国際郵便マイページサービスに登録して、郵便局に設置してあるゆうプリタッチを使って印刷する

国際郵便マイページサービスに登録しよう

国際eパケットを送るためには、国際郵便マイページサービスへの登録が必要です。

ここの「はじめての方」から登録をしましょう。


自分で印刷する? それとも「ゆうプリタッチ」?

国際郵便マイページサービスに登録をしたら、いよいよ送り状の登録にすすみます。


ここで問題になったのは、印刷方法が2通り(自分の家のプリンターから印刷するか、「ゆうプリタッチ」から印刷するか)あることでした。

「ゆうプリタッチ」の方が便利なように見えたのですが、結局、私の場合は①の自分で印刷して郵便局に持っていく方法を取りました。
自分が送ろうとしている荷物がゆうプリタッチでは登録できなかったからです。

ゆうプリタッチの特徴は、以下の通りです。
スマートフォンから荷物の情報などを入力する必要がある
内容品は3品目まで
・設置している郵便局が限られている(こちらから確認できます)
 ※ ゆうプリタッチがない郵便局に持っていく場合は、別途ラベルを用意してくれるそうです

私が送ろうとしていた荷物の内容品は4つでした。
送り状作成のときに、内容品と金額を登録する必要があるのですが、スマートフォン版だと4品目以上の登録ができないので、パソコンから情報を入力して自分で印刷するしかなかったんですね…。
(ちなみに私はプリンターをもっていないので、コンビニで印刷をしました。スマートフォンからでももう少し登録できるようになってほしいです。)

送り状を作る

国際eパケットのラベル作成については、自分の記録を残していなかったということもあり、また他の方の記事がわかりやすいと思うので掲載させていただきます。

郵便局に持っていく

送り状の作成もできた。荷物も準備がができた、ということで、ついに荷物を郵便局に持っていきます。

これは普通に郵便局の郵便窓口に持っていけば大丈夫でした。

自分で印刷した場合は「パウチ」というものが必要だよーということがさまざまなサイトに書かれていますが、私の場合は荷物が1つだったのでパウチ請求はせずそのまま持ち込んだところ、受け取ってもらえました。

また、送り状作成の際に、荷物の重量を書いたと思いますが、郵便局に持ち込んだときに正式に測ってもらえて、そこで金額が確定しました。

あとは、危険物が入っていないかなどについてのチェックシートにチェックと署名をしたら、受け取ってもらえます。

荷物が届くまで

しばらく国際eパケットの手続きの話をしてしまいましたが、私の目的は、
イギリスに12月中旬までに荷物を届けたい!
ということでした。

このコロナ禍で、そしてこのクリスマス&年末の荷物ラッシュの中で。

一体どのくらいかかったの?これが気になるところだと思います。

追跡してみたところ、以下のような流れでイギリスに届いたそうです。

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日本郵便のwebサイトでは、「7日程度」とされていましたが、実際は10日程度かかりました。

ただ、日本郵便のwebサイトの国際郵便物の差出可否早見表では、英国宛の荷物の遅延情報(2021/12/15現在)では、

(遅延)航空機の減便等により運送スペースの不足等が生じていることから、現地到着までに大幅に時間を要します。

と言われていました。
「大幅」が数週間単位なのか、数ヶ月単位なのかによっては、もっと時間がかかると思ってたので、思ったより早く着いたかなというのが率直な印象です。(日本郵便さん、ありがとうございました!)

不安だったこと:「国際交換局から発送」からずっと動かない

結果的には、届いてほしい日に届いてくれたので良かったのですが、
「国際交換局から発送」というステータスからずっと動かない状態は少し不安でした。

日本郵便に聞いてみたところ、どうやら日本郵便が航空会社に荷物を引き渡したということの印が「国際交換局から発送」の意味だそうです。
そして、このコロナ禍での航空便減便の影響と、年末年始で荷物が多くなっているということもあり、まだ順番待ちの可能性もある、とのことでした。

つまり、このステータスでは、まだ日本に荷物があるのか、イギリスに向けて出発しているのか判断ができない、ということなんですね。

追跡があるとはいえ、このステータスから動かないのは少し不安でした。粘り強く待つしかないですね。

イギリス国内の追跡には、Royal Mailのサービスが便利

この荷物がイギリスに着いたことを知ったのは、実は日本郵便の追跡サービスではなく、イギリスのRoyal mailのトラッキングサービスを通してでした。

こちらの方が、荷物の状態の反映も早く、細かく追跡してくれるので、荷物の行方が気になる私にとっては、そして普段から荷物の追跡が好きな私にとっては便利なサービスでした(笑)。

こちらが目的地周辺の郵便局に到着したときの画面です。

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そして、こちらが配達されたときの画面でした。

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Royal Mailの追跡は結構細かく、現在の荷物の状況がわかりやすかったです。

日本郵便の追跡では、
「国際交換局から発送」と「お届け先にお届け済み」までしか追跡できないのに対して、

Royal Mailの追跡は、
国際交換局から発送、地域の大きな郵便局に引き渡し、最寄りの郵便局から配達中、配達済み
のステータスまで細かく書いてくれるので、お仕事などで重要な荷物のやりとりをしている場合はさらに信頼できるかもしれませんね(私は個人的な荷物でした)。

また、この画面にはありませんが、サインもきちんと反映されていました。

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まとめ

今回、年末の、コロナ禍でしかもオミクロン株の拡大の初期というなかなか状況がわからない中での国際郵便でしたが、国際eパケットを使って、10日ほどでイギリスに荷物を届けることができました。

今回は、日本での手続きやイギリスでの追跡など、いろいろ学ぶことが多く、わからないことも多くいろいろと調べる必要がありました。今回の私の経験が、今荷物を送ろうとしている方にとって少しでも役に立てば良いと思います。

最後に、荷物を素早く、安全に届けてくださった、日本郵便の方、Royal Mailの方、どうもありがとうございました。

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