またいつか膝を付き合わせて

もうすぐ遠くへ行くあなたへ


遠く行くって言っても
会おうと思えば
すぐに会える距離

でも今までみたいに
毎日会うこともなくなるから
今日だけはいろんな感傷に浸ろうかなって


あっという間だったなぁ！


一言目はこれしか出てこない笑


だって本当にあっという間だったんだもん


ずっとずっと1番近くで見てこれた


大切に大切に


育ててきたから



将来に悩んでるあなたに
どう声をかけたらいいんだろうって
私が悩んだこともあったけど


あなたを見守るって決めてから


あなたはちゃんと自分自身で決めて
自分自身で切り開いて

その光景を見た私は
立派に成長してくれたんだなあって
それだけで目頭が少し熱くなってね



あなたが少し遠くへ行くまで
あと何回膝を付き合わせて
話すことができるだろう

なんてことない会話も
真面目な会話も
親子だけど友達のような感じで
そんなありきたりで幸せな日常会話を

全部ぜーんぶ、ひっさげて


あなたは行く


もちろん、私は明るく見送るよ
寂しいけど悲しくなんかない


でもね


またここに帰ってきたら
ちゃんと聞かせてね
私は待ってるから

あなたが持ってきた
新しい日常会話を
聞かせてね
私は笑顔で聞くから


その時はまた


膝を突き合わせながら