見出し画像

【37日目】内と外


ジェスチャーで反応したり、オーナーLisaから褒めてもらったり

 髪切って初の出勤。みんなの反応が面白かった。私が初めてショートにしたのは大学2年生の1月末頃。胸くらいあった髪をバッサリ切ってボブより短いショートにした。割とあの時の反応に近い。「え〜!!いいじゃん!」みたいなノリ。日本の職場ではそんな反応されないもん。良き経験をしました。
 退勤するConorに初めてグータッチを求められて、なぜ……?と思いながら応じた。割と落ち着いていて少し早めに退勤を言い渡されました。

 最近中学か高校の国語の教科書に載っていた話を思い出す。「日本の家は木造で縁側があって窓が大きいことから内と外の感覚が曖昧で、ヨーロッパでは煉瓦造りで窓が小さく内と外の境界がはっきりしている」みたいな内容だったと思う。うろ覚えなので全然違ったらごめんなさい。
 英語圏で生活するのはカナダに語学留学に行った時含めると2度目ましてになるけど、日本よりも英語圏の方が「内と外の境界」が曖昧であると感じることが多い。特にニュージーランドでは家は土足のまま上がる。(カナダでステイしたお家は玄関で靴脱いでいたので家庭によって異なると思う)かと言って裸足にならないわけじゃなくって、部屋で靴脱いだらそのまま裸足で過ごしたりする。裸足で通りを歩いている人が割といるし、お家のテラスや広い玄関ポーチに布製のソファが置いてあったりする。
 伝統的な日本家屋の構造がそうであることは否定しないけれど、英語圏でも日本と違う部分が曖昧で面白いなと思う。こっちの曖昧さも好き。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?