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2024年援農おやつ部の収支はいかに

札幌で援農ボランティアの団体「援農おやつ部」を主宰しているマツモトです。

援農おやつ部は発足して丸2年となりました。
北海道は大まかに4-10月が営農シーズンなので、この約半年間を1ラウンドとすると2周したことになります。なので今年は団体運営2年生だったという感じでしょうか。


援農おやつ部の収益ヒストリー

1年目は特に年会費を集めず、「お昼を用意するときには、その実費のみ当日いただく」ということでやってみました。当たり前ですが収益ゼロ。

2年目はボランティアさんに保険をかけたい!という思惑があり、保険を色々調べて、札幌市福祉協議会のボランティア保険を採用。このボランティア保険(年300円/人)に、休憩時のお茶代とその他活動費ということで、年会費1000円を設定しました。

さらに2年目では「少しでもいいので経済活動に参加する」という目標を掲げ、実際にお手伝いした農家さんから農産物を仕入れて札幌で販売する、ということが出来たので、こちらの収益も合わせて計算しました。

ただし活動はあくまでも、収入を得るためではありません…。
「援農をカルチャーにしたい!」という自分の大義があり、そのためには「こういう活動をしたい」という中身があり、マルシェに参加して野菜を販売したのも、「農家さんの販促の一助になりたい」という理由と「援農を知ってもらう機会が広がるのでは」という思惑によります。

そして「こういう活動をしたい」と考える時には、やはり多少なりとも資金が要るので、その資金をまかなうための収益という順になっています。
では、ザックリ気味に具体的な収支を発表していきます。

①援農おやつ部部門

収入の部
18,200円 (援農おやつ部年会費/ボランティア保険に元々自分で入っていた方は年会費から保険分を引いているので、半端が出てます)

支出の部
5,400円 (ボランティア保険@300円×18名)
1,437円 (お茶代)
2,560円 (名刺サイズのショップカード的なもの印刷代@300枚)
3,786円 (お昼ご飯時に使うPET樹脂のお皿)

支出計 13,183円

援農おやつ部部門 計 +5,017円

②マルシェ部門

収入の部
2,110円 (売上ー仕入れ)

支出の部
998円 (販売に必要な雑貨/POPの紙、商品を入れる袋、試食用のスプーン等)

マルシェ部門 計 +1,112円

③その他

雑収入として
300円 (個人宅に野菜を配達した際に頂いた寸志)
1,000円 (農家さんから緊急援農ヘルプに対する謝礼)

雑収入 計 +1,300円

収支合計とまとめ

ということで、全部を合わせていくと一応の黒字なんですが…

収支合計 +7,429円

この残高は、来年度からのNPO法人の設立時正味財産として、ささやか~ながら活動資金にしていく予定です。

ただし(;;)!!これは実は建前の数字で、本当はもっと経費がかかっています…。…エッ!?

30,000円 
公式LINEの運用費です。無料の範囲を超えてしまい、5~10月の間は5000円/月課金されてました。これはデカい…。しかし公式LINEは運営にとって便利すぎたので悔いなし。
6,631円
貸し出し・譲渡用の農作業グッズの代金です。これは来年以降も使えるので、レンタル代または売却で回収できるのでまあ良しとします。

なので正確にはガチで赤字なのですが、もう自分で好きでやってる事なので、マイナスで年越して凹みたくなく、この36,631円に関してはわたしが自腹切ったということで。すみません、精神保全のために認知が歪んでいるのは自覚しております…笑
こう数字を客観的に見ると、クレイジーだと思われても仕方ないかな~と、我ながら冷静に思いますね(苦笑)わたし本人は納得できてるので、問題ないんですが。

来年度はもろもろ含めて!10円でもいいので黒字で終わりたいです(笑)
ただ、農家さんのとこへ行くガソリンや高速代は回収できないだろうな…。

まずは、精神身体的・経済的・人間関係的な観点からサステナブルに活動が続けられること。これが大事ですよね。大義や目標は大事に掲げつつ、継続できる力の範囲で来年度も活動や実績を積んでいきたいと思います。

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