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2024年の援農おやつ部振り返り(上半期)

noteをあまり更新できぬまま来ましたが、援農活動はバリバリやってました!の2024年。「援農おやつ部」という名前で、サークルのような?サービスのような?援農ボランティアの団体を去年から立ち上げたのですが、着々と、地道ながらも根を張るごとく活動を広げています。

援農おやつ部とは・・・

札幌から日帰りできる範囲で、農家さんの農作業を無償でお手伝いに行く活動です。基本的に、半日なら休憩時のおやつをつけて、1日通しなら「汁物」「おかず」など、おにぎりさえあればお昼になるような簡単なものをこちらで用意します。援農に興味がある人が、まず行くきっかけになれば…という趣旨で活動してます。

北海道は冬が長いため、営農シーズンが短い…
農家さん的には、2−3月からハウスで育苗を始め、5月から本格始動、11月ころ雪が積もったら終了。というのが、ざっくりとしたスタートとエンドのスケジュールです。
この中で、ボランティアが入って行きやすい・かつ人手が必要なのは「定植」「除草」「初心者でも易しい収穫」「後片付け」となり、メインは5月〜10月かなという感じです。

5月

札幌市西区のかわいふぁ〜むさんで、GW5/3,4の2日間援農おやつ部を開催しました。
1日目はアスパラ畑の草取り。
2日目は、早朝5時半に集合して、ハウスにビニールを張る作業!
(毎年農家さんはビニールハウスのビニールを秋に剥がして骨だけにして、春にまた張るのですが、それは雪の重みでハウスが倒壊してしまうからで、内地はそもそもこんな事しないのですかね…?)

早朝の5時半集合で公共交通もまだ動いてないというのに、9名も集まってオーナーの川合さんと「オカシイ!」と言って笑ったのが思い出に残ってます…

毎度、朝に初めて会った者同士でチームワーク発揮
みなさんの差し入れで充実した休憩!

5/15  石狩市はるきちオーガニックファームさん/アスパラの除草
5/17  同上
5/22  札幌市かわいふぁ〜むさん/トマト定植
5/24  札幌市かわいふぁ〜むさん/トマトの管理作業、他

6月

6/15  仁木町けんとこ農園さん/玉ねぎ除草
6/17  札幌市かわいふぁ〜むさん/空芯菜の種まき・トマト誘引・枝豆に不織布かけ・草取り
6/21  札幌市かわいふぁ〜むさん/アスパラ草取り

6/15の玉ねぎ除草の回では、今年新卒で普及員になったという女子が参加してくれました。大学生の時から、休みの時には単発の農業バイトに出かけ、「農家さんと農業が好き!」という結論に至り、農家さんと関われる職業を選んだ彼女。
大学時代の話、農業が好きな理由、今の仕事の話・・・色々興味深く楽しかったです。
そもそも、若い人で農業ボランティアに興味があり、足を運んでる時点で大概の子は意識が高い…!「興味のあること」がはっきりしていて、将来のやりたいことが明確な子が多くて、こちらが刺激と元気をもらってしまいます!

自然栽培の玉ねぎ
草取り中
その後、無事に収穫を迎えた玉ねぎ…感動的に美味しかったです!!

7月

7/5  仁木町けんとこ農園さん/じゃがいも除草
7/12 札幌市かわいふぁ〜むさん/ギシギシの駆除・枝豆除草
7/15  余市町ピンクオーチャードさん/プルーン摘果・新梢切り
7/24  札幌市かわいふぁ〜むさん/草取り・トマトの管理作業

7月はちょっと番外編として、援農活動とは別に、主宰のわたしがマルシェに参加し始めた頃です。札幌の街中ど真ん中で、近郊の新鮮ないい野菜を販売!

お世話になっている街中のコワーキングスペースで、毎週日曜にお野菜を売るという試みが始まり、常日頃「援農に行くついでに、農家さんの生産物を一緒に車に乗せて帰って、都会の札幌で販売代行みたいなのができればいいのに…」と思っていたので、ひとまずマルシェのお手伝いに名乗り出たところ、快く受け入れていただきました。

ということで、メインの野菜はそのマルシェの主導者がそろえて、わたしはあまりかぶらないような果物や卵などを仕入れて、一緒に売り場に立たせてもらいました。これも色々いい経験になり波及効果もあったのですが、別記事にまとめたいと思います。

札幌中心部、大通にあるコワーキングスペースbokashi1階にて
わたしも援農先の農家さんから少し仕入れて参加

援農おやつ部とは別に、個人で行ってる援農も多々あり…
平均的には週1で援農おやつ部、週2で他の援農、計週3で援農に行ってるペースでした。これは自分的に配分として落ち着いたので、来年もこのペースになるだろうと思います。

個人で行く援農は、いくつか理由があり、基本的には「おやつ部としての企画は難しいので、個人的に人を誘って行く」という感じです。

例えば
・おやつ部で行く農家さんの新規開拓や、顔を広げるためなど営業目的の場合
・農家さんからのオファーで、2、3人いれば足りる場合
・農家さんの雰囲気的に、不特定多数の呼びかけではなく、人を選んで連れていきたい場合
・急すぎて、一斉に呼びかけてとりまとめる時間がない場合
・「この方をこの農家さんにお繋ぎしたい」と明確なマッチングの場合
・おやつ部の援農では私自身が農作業に集中できなかったため、おかわりしてゆっくり楽しみたい場合(笑)

という感じです!いずれにせよ、「ひとりで行くのは勿体無い…」精神は年々増しているのは間違いありません😅

下半期の次の記事はこちらです!
https://note.com/satsuki0369/n/n8a0797243ad0?sub_rt=share_b


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