コロナって本当に終息するの?これからも留学できるの?~今だからこそ伝えたい、留学に対するSATの本音。~
初回記事を作成した、SATのたかあきです。
いよいよ最終回になりました!
留学×コロナ×自粛期間のテーマでお送りしてきたリレー企画はいかがでしたか?
これまで4つの記事を投稿して、私を含めた4人のメンバーがコロナ禍の留学について様々なことを考えながらメッセージをお伝えしました。これまでの記事では、SATが考えている今後の留学で起こりそうなことや、それに対する準備として自粛期間中にできることをお伝えしました。おうち留学というコンセプトで、英語能力を向上させる勉強法や海外について知るためにできる取り組みを紹介したり、コロナ後の留学で起こりそうな問題として差別に触れました。
「コロナの影響を受けて、今後も留学はできるようになると思いますか?」
「コロナの後、留学する時に考えられる問題は何だと思いますか? 」
この記事を読む時も、この2点を考えながら読み進んでみてください!
最終記事では、記事を書いたメンバー全員にインタビューを行い、メンバーの本音をまとめました!記事では語り尽くせなかった、メンバーの思いを一気にお伝えします!
記事に込めた想い
たかあき
留学×コロナ×自粛期間のテーマでお送りしてきた記事が今回で最後となりますが、どのような"思い"で今回の記事を書きましたか。
ゆうか
私もコロナの影響で留学を中断して早期帰国した一人だったので、同じ境遇の人に読んでもらいたいと思って記事を書きました。渡航前オリエンテーションなど、今まで通りのSAT活動ができない状況で、今、私たちがSATとしてできることは、オンライン上で情報発信することだと思うので力を入れて取り組んでいきいます!
えみり
「今できることをしたい」というのはすごく共感するし、伝えたかったメッセージのひとつです。私が担当した記事だけでなく、書かれた記事を読んだ人が少しでもこれからのことを前向きに考えて、「今できること」を行動に移すきっかけになってもらえると嬉しいです。特に私の記事で扱った、「おうち時間」の使い方を読んでくれた人にとって、少しでも何か新しい挑戦ができたという時間を過ごしてもらえればいいなと思います。
つばさ
僕は人が挑戦する時、事前に対策をすればするほどより成果に直結すると思っています。僕の記事では、コロナ後の留学でどのような問題が起こり得るかを知ってもらい、その対策方法も伝えたいと思い記事を書きました。僕の記事を読んでくれた人が、今後起こりうる問題と正面から向き合うことができ、大きな希望を持って留学に挑んでもらえると嬉しいです!
ゆうかの実体験
たかあき
留学を通じて海外に行くことが難しくなった今だからこそ、「今できることを見つけて行動する」「将来を考えて留学への対策をとる」ということの重要性は僕も感じています。ゆうかへの質問ですが、改めて今回書いた記事を振り返って最も伝えたかったことは何ですか。
ゆうか
私が最も伝えたかったことは、途中帰国や留学中止の事実は変わらないけど、「気持ちを切り替えて、ポジティブに行動して欲しい」ということです。私も、コロナの影響で途中帰国した時、ショックで現実を受け入れるのが辛かったです。でもその時に「この状況に置かれているのは、自分だけではない」ということに気づきました。共に準備に励んだ仲間や現地で知り合った留学生の友達など、多くの知人が留学中止を余儀無くされました。だから、私一人ではなく「皆んながやるせない気持ちを抱えているんだな」と気づいたんです。そこから私は、「ここから何をしよう?どうすれば自分がやりたかったことに近づけるだろう?」とポジティブな考えで帰国してからの日々を過ごしています。語学の勉強法などを紹介したのは、途中帰国を強いられた皆さんが少しでも今の時間を充実させて、留学時の目標を少しでも達成してもらえると嬉しいなと思ったからです。私も同じですが、気持ちを切り替えて自分の強みをどんどん増やして欲しいと思います。
えみりが思う今後の留学
たかあき
「今どうするかを考えて行動する」ということは、今回の新型コロナウイルスを受けて途中帰国を強いられた人だけでなく、様々な人に向けられたメッセージだとも感じています。加えて、新型コロナウイルスが世の中に与えた影響で、世の中の常識が変わりつつあることで、私たちが生きる環境も日々変化していると思います。その中で今後の留学のあり方はどのように変わると思いますか。
えみり
難しい質問ですね...少し話は逸れるかもしれませんが、私はグローバル化の特徴の1つとして「世界の距離が近くなる」ことが挙げられると考えていて、今回のコロナウィルスの影響によって、「グローバル化」がより見える化したと感じています。コロナウィルスが大陸を越え、世界中で感染が拡大して行く様子は、短期間で多くの人・物が世界を移動しているという事実を表していたと思います。それだけ各国の距離間が近く、海外がより身近になっていることだと思います。この様な世界で今後生きていく上で大切なことの1つとして、「好奇心をもって視野を広げ、世界に目を向けること」が挙げられると思います。そういう意味では、留学するからこそ得られる英語力や価値観を日本で生活しながらでも養うことが重要なのではないかと感じます。
つばさが留学準備をするなら
たかあき
グローバル化が見える化したからこそ、日本にいながら取り組まなければならないことがあるという意見には共感します。今後の留学のあり方よりも、今何をするかを考えることが重要なのかもしれないですね。将来、もし留学するとしたら、準備として重要なことは何だと思いますか?
つばさ
英語能力を高める為の準備はもちろん必要ですが、やはり差別について知って欲しいと思っています。現在、アメリカでアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイド氏が白人警察に殺害されたなどの事件を受け、アメリカの全50州でデモが行われています。僕はこの事件の中に、差別的な要素が含まれると考えてなりません。話し合うことができればいいものの、このような偏見があるからこそ、このような対応を取ってしまいます。そして、この差別的な扱いは、残念ながら我々アジア人にも向けられる可能性があります。これほどひどいケースが留学期間中の身に起きることはあってはならないことですが、このような社会問題についても留学までの準備期間に深く考え、学び、対策をすることが重要だと思います。
高校留学生へのメッセージ
たかあき
世の中の変化によって起きることが予想される社会問題について理解を深めることで、留学中に自分の身を守る為の行動を取れることができるということですよね。留学する国の特徴的な文化を勉強し理解しておくだけでなく、今起きている社会問題やニュースを見て、自分の身を守るために必要な準備をするというのが重要かもしれません。
最後に皆さんから、留学を考える高校生や途中帰国した留学生に向けてメッセージをお願いします!
ゆうか
コロナの影響で留学の形が変化していくことが予想されます。それに合わせるように、これからSATが支援していく人たちも留学を断念した学生、行けるかまだ確定しない学生へと変わることがあるかもしれません。私たちも初めての経験で分からないことも多いですが、「当事者に寄り添うサポート」を引き続き頑張っていきたいと思います!
えみり
留学に行くことができない状況になったことで、SATも広い視野を持つことができる様になりました。「留学に行きたくても行くことのできない人」「日本にいながらでも、留学に近い体験をする方法」など今まで考えてこなかった支援の形があることに気づくことができました。SATが「高校留学を包括的に支援する団体」だけに止まらず、高校留学を経験したからこそ伝えることができる、「グローバル化が進んでいる世界」で生きて行く上で大切なことをメンバーそれぞれの言葉で発信して行きたいと思います。
つばさ
留学する目的は人それぞれだと思います。英語を勉強するということはもちろんのこと、文化や歴史背景に焦点を置いて現地の人々と接することで多くのことを学べると思います。留学できる国々の多くは多国籍国家の場合が多く、様々な生活習慣を送っている人がいます。せっかく日本以外の国を訪れ滞在することができる貴重な機会なので、実際に住んでみないとわからないことを積極的に学び、吸収して欲しいと思います!
たかあき
ここまで読んでいただきありがとうございました!
SATが伝えたいことは尽きません。これからも留学に役に立つ情報をお届けしていきますので、フォローだけでなくお友達におすすめしていただけると嬉しいです!
次回の投稿をお楽しみに!
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