コロナって本当に終息するの?これからも留学できるの?~アフターコロナの留学で起こり得る問題~
初めまして!今年度からSATに入ったつばさです!
早速ですが、この記事をご覧になっている皆さんに質問です!
留学に行った際の問題や、負担になりそうなことって何があると思うでしょうか?
例えば、言葉が通じずコミュニケーションがとりづらくて学校の授業についていけないことや、
見知らぬ土地で迷子になった時どうすればいいのかが分からないなど、思いつくものは沢山あると思います。
そこで、コロナ終息後に留学するにあたって、今皆さんに知っていただきたいことがあります。それが「差別」です。
なぜかというと、留学中に起こりうる支障の中で言語面以外にどのような支障があるかを知っていて欲しいと思ったからです。
また、この記事ではその差別にあった際の対処法についても話していこうと思います。
差別とは?
僕の解釈として、差別とは人種や文化、言葉の違いで起こるいじめのようなことだと思っています。
なぜなら、差別で行われることもいじめの性質と似ていて、席を離される、話しかけても返事をしてくれないなど精神面に影響を与えるものもあれば、ひどい場合にはすれ違い際に肩をわざとぶつけられるケースも少なからずあります。これらは全て僕の友人が経験した実例です。
ここで皆さんに覚えてもらいたいことがあります。それは、
「差別の内容がいじめと同じならば、自分は日本でいじを受けていなかったから海外でもいじめられないだろう」であったり、
「もし差別にあったとしても耐えられるから大丈夫だ。」
とはくれぐれも安心しないでください。
なぜならば、アジア人というだけで、コミュニケーション能力の有無にかかわらず、差別の対象とされる可能性があるからです。
↑<経済の授業の遠足>
差別について知る理由
ここからは、なぜ差別について知ってほしいかについて話したいと思います。留学をするにあたって言語に関する心配事以外にも心配することがあります。その中でも特に差別について知ってほしいと思っています。
差別の内容は先ほど言ったように、皆さんが知っているいじめの内容と同じだと認識しています。ですが、その内容を異国の地で受けてしまうと、精神的に受ける影響を何倍も大きく感じてしまいます。
なぜかと言うと、コミュニケーションが思うようにとれず、苦労している環境にいるので、予想以上のストレスを感じてしまいます。それが原因で、普段の倍の疲れが"こころとからだ"にのしかかってきます。
それが差別のような深刻な問題ともなると、想像ができないほどのストレスに発達してしまうこともあります。
席を離される、無視をされるということはあまり影響がないように見えるかもしれません。しかし、言葉があまり通じず、土地もなじみのない場所で孤立してしまうのはとても心に負担がかかります。
もしそうなれば、ホストファミリーといる時間でも、本来ふるまえたはずの態度で話せなくなる可能性もあります。その結果、完全に孤立してしまうことになりかねません。
さらに、コロナウイルスの感染が最初に広がった国は中国ということから、「アジア人はコロナウイルスを持っている」などと過敏に反応されコロナ呼ばわりされることもあるかもしれません。
僕の友人も、実際に同じような経験をしました。彼は普段ではめったに落ち込まないのにもかかわらず、同じ留学生の僕に泣きながら電話をしてきました。そうすることで、僕の友達は辛い時期を時期を乗り越えることができました。
過去に自分の身近な人が差別を受けてしまったときに取った対応をもとに、
読者の皆さんに、差別を受けて耐えれなくなってしまったらどうすればいいのかを伝えていきたいと思います!
差別をどう克服するのか?
落ち着いて対処すること
衝動的になり言葉より先に手が出そうになることもあるかもしてません。しかし、絶対に暴力を振るってはいけません。暴力はなんの解決策にもならないだけではなく、自分が相手に対しての加害者になるなど新しい問題生み出す元でしかありません。ですので、冷静を保った対応を取ることを心がけてください。
負けないこと!
差別をしてくる人とは極力関わらないようにしましょう。もし授業などのグループワークで一緒になったとしても強気でいることが大事です。自分はそんなに容易くめげる奴じゃないぞと態度で示すことが大事。例えば、僕が実際に友人にしたアドバイスのうちの一つは、何をされても相手をしないことです。「別になにをされても痛くもかゆくもないんだ」という姿勢を見せると差別する側もだんだん引いていくようになります。
落ち込んでも、一人で溜め込まない!
悲しいことがあれば誰かに相談するのが一番です。初めからコーディネーターや現地の学校の先生に報告することが一番いいですが、大人に言いづらいや、言語面での心配があるなどの悩みがあるかもしれません。
そうなったら、大人の人よりもプレッシャーを感じずに話すことができるかもしれない、学校の外国人の友達、もしくは現地校に留学している日本人の友達に相談することはいかがでしょうか。
そうすれば、先生などの大人の方々に話をより簡単に理解してもらうことに繋がると思います。
忘れて欲しくないことは、何よりもホストファミリーはいつでもあなたの味方で、あなたの英語を理解しようと努力してくれるはずなので、遠慮せず相談してください。なるべく早期解決につながる行動を取るように心がけてください。
留学会社に直接相談!
いくら何でも終わりが見えないものとずっと戦っていても仕方がないです、
これ以上らちが明く見込みがなければ学校の先生に相談をしてみましょう。
この解決策は差別のみならず何か耐え切れないことは相談していいんです、「そんなの言ってもどうにもならないだろう」と思うのではなく、一度相談すれば最大限の協力をしてくれるはずです。
少し長くなったかもしれませんが、いかがでしたでしょうか?
この記事を通して皆さんに知っておいていただきたいことは、留学に行く際に英語の対策をばっちりにしようとすることも大事ですが、それ以外にも実はいろんな問題が起こり得るので、
差別についてだけでなく様々な知識をつけてから留学に行って欲しいです!
次週はリレー企画最終日!
「コロナって本当に終息するの?これからも留学できるの?」
〜今だからこそ伝えたい、留学に対するSATの本音。〜
というタイトルで記事を投稿します!
今まで記事を書いてきたSATメンバーのそれぞれの記事に対する思いはもちろんのこと、これから留学する人に向けた熱いメッセージをお伝えできる記事にしたいと考えています!
ぜひお見逃しなく!!