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分散社会を垣間見る

分散社会の文化が色濃いのは、やはり、日本ではないか。。。古事記でも、分散社会から中央集権に向かうプロセスが垣間見られる。八百萬神の思想自体が、分散社会に違いない。太陽が神、木も、水も、風も、月も、岩も。。。万物に感謝して生きる事ができた世界観。

朝起きれば、「おはようございます。」食事をとる前には、「いただきます。」食事が終われば、「ごちそうさまでした。」誰かにあえば、「こんにちは」寝る前には、「おやすみなさい」。日常が感謝の連続だった。大変、豊かであったに違いない。

お互いをリスペクトし、感謝していた。これが分散社会だったような気がする。DX化が加速し、個々が繋がり、分散化が進む先には、多様な組織が生まれ、共存なしでは持続できない本質へ。。。経済活動でも、連携連携と叫ばれている昨今。。。このことが言われているのではないか?!と強く感じる。

情報の非対称性からのビジネスで重要視された中央集権組織は、どうしても、他の組織へ攻撃的にならざるを得なかった。経済活動で言われるコンペティターという表現もその象徴であった。

中央集権的な組織が分散化していくことは、人間や社会の本質へ向かい、昔のように感謝にあふれる豊かな社会になるのかもしれない。社会を豊かにする連携こそが、新しい資本主義での経済活動のヒントになるんだろう。

その先の形が非常に楽しみになる。



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