DX化って何?
DX化ってなに?と考える機会があった。その点を自分の中で、再度、整理してみました。DX化について考えるとき、ほとんどの場合が、商品やサービスを提供する側から考える事が多い。しかし、ユーザー側にとってのDX化について考える方が、本質的かもしれないと思い考えた。
私たちの人生の大半は、睡眠と仕事に使ってしまっているのではないでしょうか?しかし、将来、私たちの仕事のほとんどがAIやロボットに代わる事は間違いありません。AIやロボットが、仕事をするようになると、人間は時間を持て余す可能性が高い。時間を持て余すと、人々は多様な時間の過ごし方をするでしょう。歌を歌う人もいれば、絵を描く人、いろんな物をつくる人もいるかもしれない。
仕事やお金に関する価値観は、激変するでしょう。DX化によって、物質的な変化はほとんど無いが、その物質に対する価値観は、大きく変わってきます。DX化とは、この価値観の変化の事ではないか?と考えています。
手塚治先生の「火の鳥」でみるIT化の先の古代回帰が、約50年も前に描かれているのは、非常に興味深い。