エチオピア渡航記DAY7
5:30に起床。歯を磨いて少しスッキリ。
さすがに汗だくで3日間シャワーなしはしんどくなってきた。
ペットボトルに残った少量の水を頭にかけるのが精一杯。
町に出てみんなで朝ごはんを食べた。
フルをいう料理とパンを一緒に食べた。アボカドも混ざっていて美味しかった。
朝ご飯の間、鳥たちがすごく鳴いていた。
Dawitたちは「砂漠地域には普段鳥はいないはずだけど、なぜだろう?」と不思議がっていた。
その後は、もちろんコーヒーを飲みにいく。Buna Time。
カフェでたまたま隣の席にいた子と仲良くなった。彼は来年度?から大学に通うらしい。英語はそんなに通じなかったけど、ニュアンスで仲良くなった。
一緒に写真撮ったりして楽しんでいると、他にも色んな人がこっちに楽しそうな目線を向けてくれたり、手を振ってくれたりした。子供たちも、初めは恐る恐る、次第に溌剌と絡んできてくれた。可愛すぎ。
なんかすごく嬉しくて楽しい時間だった。
そしてその後はグジの農園に出発!!
どんどんDawitたちと一緒にいるのも慣れてきて、自然にいられるようになってきた。
移動の車内では、日本のコーヒー消費とか、コーヒー農園ツアーやっちゃう?とか、色んな話をして盛り上がった。
面白いことに、Dawitが「お腹痛いから」という理由でアラケ(エチオピアの伝統的なウォッカみたいな飲み物)を飲むと言い始めた。「いやそれ本当に効くの?笑」って聞いたら「うん、めっちゃ効く」とのこと。
そんなこんなしているうちにグジの精製場に到着。昨日も来たところだ。
ここで、チェリーが剥がされた生豆を少量回収。生豆の嗅ぎ比べをさせてもらった。
軽くご飯を食べてコーヒータイム。
そして農園へ。
農園についた。またまたビデオを撮りながら説明を受けた。
このグジの農園は2002年くらいから始まった。
もとからこの山に生えていた木を残していたり、コーヒーの間隔をちゃんと調整していたり、工夫がたくさんされていた。
さらにこの農園では蜂蜜も作られていた。今は販売までは至っていないが、蜂が受粉を助けてくれたりするそう。
とはいえアラビカ種は自家受粉ができるはずなので、蜂がどれほどコーヒー栽培に影響を与えているかはわからないけれど、僕的には蜂蜜自体がロマンなので純粋に感動した。
農園を出発。
1時間半ほど進むと、アスファルトの道に出た。やっと出れた。
あのガタガタの道から解放された。
こんなにアスファルトを求めたのは人生で初めてだった。
街に着くと、Wi-Fiが復活。
色んな人に連絡をしたり帰還報告をしたりした。
その後は、ちょっと休憩。Dawitと2人でカフェに入りコーヒーを飲んだ。
これからのスケジュールを確認したり、ToDoリストを作ったりもした。
これからアワサという街を目指す。
再び車に乗り、出発。
車はちょくちょく停まった。そしてナッツを買ったり、水を買ったりしていた。
僕は車内で待っていたけれど、停車する度に、色んな人に囲まれた。
フランクに近づいてきたと思いきや一変して食べ物をねだり続ける少年とか、
バイクに乗ってとりあえず話しかけてくる青年とか。
嬉しかったのは、小学生くらいの女の子2人が声をかけてきたとき。お互い名前を伝え合って写真を一緒に撮った。そしたらありがとう!と言って去っていった。手を振って投げキスまでしてくれた。
そんなこんなでやっとアワサのホテルに到着!!
4日ほどシャワーを浴びずにいたので、とにかくシャワー。本当にスッキリした。
どんなホテルだったかというと、Wi-Fiは使えないし、シャワースペースはドアが外れていて水はダダ漏れだし、当然のように水しか出なかった。
でも、シャワーはいっぱい水出るし、トイレはめっちゃ流れるし、ペットボトル水用意されているし、最高だった。
「ご飯迎えに行くね」と言われたので、やることを済ませながら待機。でも一向に来ない。
お腹すいたので1度外に出たけれど、この疲労感で夜1人で出歩くのは調子に乗りすぎかも、と断念。
バックパックの中に一応食べれるものが入っていたはずなのでチェック。
梅しば1つ。常備しているラムネ。飛行機で食べ切らなかったクラッカー。
量は足りなかったけど、まあ満足した。
梅しばが沁みた。ありがとう。
その後は日記を書き始める。21:30くらいには眠気がすごかった。
明日は日本とのミーティングで4:40には起きなければということもあって消灯。
消灯後も、Wi-Fiない間連絡や発信できていないことばかりで、あれやらなきゃこれやらなきゃ状態に。
20分くらいは寝付けずにいたけど、いつの間にか寝ていた。