エチオピア渡航記DAY8
【2022年 3月 17日】
朝4:40に起きてミーティング。
8:30頃に、ホテルを出てご飯をみんなで食べていくことに。昨日の夜から何も食べていないのでお腹ぺこぺこだった。
Dawit達も夜は食べなかったという。部屋に迎えに行くって話だったはずだけど、一応Dawitたちは外で待っててくれたらしい。笑 こういうミスコミュニケーション面白い笑
レストランではご飯を食べながら、シダモ地域でコーヒーステーションを経営している人とのミーティングに立ちあった。
その人には農家により高い対価を払うことを理解してもらうのが難しいようだった。
コーヒーは日によって価格が変動するので、価格変動リスクが高く、それを加味すると大きめにマージンを取る必要が出てくるという構造らしい。すると結果的に農家への対価が減るという。
その後はトゥクトゥクに乗って、小さな自然公園?みたいなところを見学。
いろんな種類の木が植えられていて、それぞれネームプレートがついていた。
たくさん猿がいて、なぜか猿に乗っかられるサービスというのが存在した。笑
そしてすごく大きな湖があって、そこから魚を取ってきているらしかった。公園には魚市場が隣接していて、朝に賑わうとか。
その後はアディスへ帰るべく車を走らせる。
途中、荷物の受け取りでアワサ中心部に寄る。
荷物を待っていると、ギターを持った若い大人が聖書を掲げながら何を一生懸命叫んでいた。
南部民族の言葉らしく、Dawitたちも理解できないようだった。
ただ少なくともこうした説教のようなものは、教会でやるもので、公道でやるのはあまり良くないと言っていた。
その男の周りには学生たちが集まっており、たまに手を挙げて一斉に何か叫んだりしていた。
荷物を受け取り出発!これから長い移動時間の始まり。
そういえば移動中よく、ロバを荷台に繋いでものを運ぶ人々を見る。
そうしたロバ使いの少年たちは、ロバをとにかく強く叩けば進むと思っているようだった。
ぼーっと車に乗って考え事をしていたとき「エチオピアにとって自由と調和はキーワードかも」と思った。
Dawitに日本の食費とか給料について聞かれた。
エチオピアの田舎では、給料に対して食費が占める割合は60-70%くらいらしく、驚いた。さらに驚いたのは、農村での平均年収は1000ドル(=11万円くらい)らしい。年収!?と聞き返したほど驚いた。
そんな調子で観察や思考や会話をしながら進む。
途中止まって、パパイヤを食べることに。露店のおっちゃんたちが、パパイヤを切って渡してくる。食べ終わったらまた次。といった具合に。安いから気にせず食べな。と言われた。ちょっと悪そうなパパイヤに当たった。半分くらい食べたけど美味しくなかったので、
「これ食べれるかな?」と聞いたら「ああ、捨てた方がいいよ」と言われた。食べちゃったよ半分も。
その後は、行き(DAY5)に立ち寄ったレストランでお昼ご飯。魚のスープと魚のフライ。美味しい。食べ終わったらいつものBuna Time。アフリカで流行っている病気や黒人差別についての話もした。
この旅で色んなことを共有してきた。踏み込んだ話から超くだらない話まで。
コーヒーを飲み終え出発。
出発直後からめちゃくちゃいじられた笑笑
いじってくれるのは嬉しいことだ。
さっきまで、”You are a bad guy!”とか言ってイジっていたいたのに、急に”You are a lovely guy, I will miss you so much.”とか言ってくれた。あと5日もしたら日本に帰るんだ。「寂しくなるよ」と言ってもらえるのは嬉しいけど、やっぱ寂しいなと。
アディスに帰ってきた。圧倒的に景色が違った。人の量も車の量も違った。みんな疲れ切って到着&解散。
ビニは、ホテルまで送ってくれた。ホテルはあらかじめカードで支払いを済ませておいた。かなり安く取れたから、後は質が良ければ最高だな。と思っていた。
「え、部屋もういっぱい」
到着後に食らったこのひと言は結構ダメージだった。笑
予約サイトとホテルの連携ミスでもう入れる部屋はない。ということで急遽お部屋探しが始まる。ビニは運転しっぱなしで体力ゼロなのに申し訳なかった。
空いてる部屋が見つかった。いいホテルだった!
返信など返しながらベッドに寝転がると、一気に疲れが押し寄せてきた。少し休んで、シャワーを浴びずに寝ようとしたけれど、考えることが多くて全く寝れなかった。
シャワーを浴びたくて仕方ないのにシャワーを浴びるエネルギーはもうないという笑
身体と心は疲れているのに、頭だけがギュンギュン動いてしまう。
とにかくこういう時は全部書き出した方がいい!と思い携帯のメモに全部頭の中を書き、結局2:30くらいに寝た。