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JICA里山BOOST-UPプロジェクト 第1回フィールドワーク
花岡凜々佳です。
今回の第一回フィールドワークでは三年間志和町で地域おこし協力隊をなさっていた森口美優さんのワークショップに参加させていただきました。
森口さんは「ME/YOU」というブランドを設立されており、今回私たちが作らせていただいたリップバームもME/YOUで開発されたものです。
原材料にはシアバターや、蜂の巣から採取できる天然の蝋「ミツロウ」、志和町産のハチミツなどが使用されていました。
また、森口さんが地域の方と共同して育てたハーブをリップバームの香りづけに使用したり、リップバームの色付けにも雲母という天然の鉱石を使用したり、天然のものにこだわって開発されていました。
そのような森口さんのこだわりにも理由がありました。
私たちが日常的に使用しているリップの多くはそのまま口から摂取してしまうそうです。
そして当時その話を聞いて驚かれた森口さんは、口に入っても安心な天然のものを材料とした化粧品づくりをしたいと考えたことが理由でした。
ワークショップが始まると、それぞれが好きな色・香りを選んでオリジナルのリップバームを作り始めました。
下の写真がその様子です。
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私もこのような化粧品づくりは初めてでしたが、どんなものに仕上がるのかとてもワクワクして楽しかったです。
ハーブを使ったシロップを水で割った冷たいジュースもメンバー全員でおいしくいただきました。
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ワークショップのあとには地域おこし協力隊での森口さんの体験談も聞かせていただきました。
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私が森口さんのお話を通して感じたことは、人とのつながりの大切さでした。
森口さんもこの地域おこし協力隊での活動を通して人に甘えることができるようになったと話されていました。
志和町の人々はやさしい方ばかりで、野菜をおすそ分けされることも多かったそうです。
また、森口さんがハーブを栽培したいと言うと、志和町の方々は休耕地を貸してくれたり、一緒に畑を整備してくれたり、ハーブの苗を分けてくれたり、とても親身に協力してくれました。
森口さんが志和町のハスの葉をアロマにすることはできるのか調べたいと考えたときも、大学でそのことを研究できるように声をかけてくれた方もいらっしゃったそうです。
志和町での地域おこし協力隊の活動は、全く知らない土地での知らない人々の中での厳しい活動だったと思います。
しかし、そのような人の温かさなどに触れて、自身の視野が大きく広がったと森口さんもおっしゃっていました。
その言葉を聞いて、私もこのJICA里山BOOST-UPプロジェクトでの志和の方との交流を大切して、自分の世界を広げていきたいと思いました。
森口さんのブランドME/YOUでは今も志和町の資源を使った新しい商品開発が進められています。
是非この記事をご覧の皆様もME/YOUを通して志和についてもっと知っていただけたらいいなと思います。
では、皆さま次回のフィールドワークもお楽しみに!!