ビーチでテロ

【ナイロビ共同】アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオにあるビーチのレストランで2日に起きた爆発で、保健相は3日、死者が少なくとも37人に、負傷者は212人になったと明らかにした。このうち11人が重体。ソマリアを拠点にテロを繰り返しているイスラム過激派組織アルシャバーブがウェブサイトで犯行声明を出した。欧米メディアが報じた。

　ロイター通信によると、2022年に少なくとも100人が死亡し、300人が負傷したアルシャバーブによる首都での爆弾テロ以降、最悪の被害だとみられる。

　自爆した実行犯1人が死亡、3人が治安部隊に殺害された。兵士1人も命を落とした。

共同通信

珍しくもない記事にすら思えるテロの記事。
遠いアフリカでの出来事。

夏の暑い日にビーチで楽しんでいた家族に悲劇が起こった。
どう考えても湘南サザンビーチでこんな惨劇が起こるとは想像しない。

でも世界では起こっている。
不満と怒りと間違った正義観が引き起こす。

自分の身に降りかからない被害は想像しない社会。
ＳＮＳは世界を繋いだと言われているのに。

東日本大震災で大切な人を亡くした人が今ももがいている。
ドラマ「ＧＯ ＨＯＭＥ」でもそのことが描かれた。

そのことをドラマとして受け止めるか、事実として受け止めるか。
他人事として受け止めるか、すぐそこにある出来事として受け止めるか。

悼みを引き受けることはできないけれど
問われていることは忘れないようにしたい。
自問自答はできるようでいたい。