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最近飲んだテキーラ/メスカル -1

(ヘッダー画像はpixabay で「テキーラ」と検索したら出てきました)

ワインが生活の一部というか生活そのもの的な何かになってしまい、それについて書き綴ることの意義を見失いかけたことも、「最近飲んだ自然派ワイン」シリーズが停滞した理由の一つでした。

ということで、かねてより私の人生を揺さぶり続けていた「テキーラ/メスカル」についてのシリーズを開始します。誰も望んでいません。

ワインと婚約したものの、本当に添い遂げられるか自信がなくて、そんな時友人に誘われて参加した内輪のハウスパーティで出会ったのが、テキーラさんとメスカルさんでした。

その時テキーラさんとメスカルさんは双子コーデをしていたので、見分けがつかなかった。けれど、それぞれと会話をしていくうちに、二人が全く異なる性質であることに気づくんです。そして、厄介なことに、両者に惹かれていた。脳裏には「婚約破棄」の四文字がチラつき、発狂したワインがちゃぶ台をひっくり返す場面が、何度も再生される。実際にはちゃぶ台なんて、見たこともないんだけれど。。ちゃぶ台コタツに無縁の人生なんて。。

さて、飛躍が過ぎる前に。。

・LA GRAN SENORA(ラ・グラン・セニョーラ)/アネホ
・ロスアルトス地方/アランダス地区

画像1(蟹とかティッシュとか干し葡萄とかそれぞれ無視して、テキーラを見て!)

1938年創業カマレナ家「グラン・ディナスティア社」が手がけるラグジュアリーテキーラ。2021年に日本初上陸となりました。製造過程で出る水は蒸気として再利用され、アガベの絞りかす(バガス)は牛の肥料となるなど、還元システムが構築されているそうな。

自社農園のブルーアガベ100%。手造りにこだわる家族経営の生産者としては最大規模で、アガべの栽培から瓶詰めまでを一貫して行っているそうです。蒸し焼きには主流とは異なるマンポステラ(レンガ釜)を使用。

味わいとしては、とにかく柔らかいですねー。甘すぎないけれど、品があって強すぎないリコリス香、長めの余韻。本当に柔らかい。

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(こちらはpixabay で「柔らかい」と検索したら出てきました)

ということで「最近飲んだテキーラ/メスカル」シリーズもどうぞよろしくお願いいたします。

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