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僕はそれを袂に入れた

春の香りが漂う頃、
僕は一人河原にいた。
冬の寒さが無くなる頃、
僕は月日を見つめていた。
意味もなくすぎさる日々は、
春の夜の夢にすぎない。
冬の寒さを忘れ、
一人碧空に尽きる。
冬も過ぎては春になる。
漂う日々は愛おしい。
僕はそれを袂に入れた。

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