
大人が英検4,5級を受けてみた
先日英検4級と5級をダブル受験して無事に合格しました。
abceed で英検 4,5 級を問題演習しましたが、こっそり会場でも受験していました(4,5級はS-CBTが無いので)
— サトウケン|イメージ意味四択記憶法 (@NoteSatouken) February 22, 2025
noteに記事をまとめたいと思います。 pic.twitter.com/0ufRgTCySA
私は英検1級を持っているのでもちろん英語力は120%ありますが、休日にダブル受験するというのは意外と負担が掛かるものです。ゼロ次試験は甘く見てはいけませんね。
大人が英検4,5級を受けても大丈夫? -> 大丈夫でした。
インターネットを検索すると、大人が英検4,5級を受験した体験記がちらほらあります。
事前に私もそれらの体験記を読みましたが、会場によってはカオスな状況になっていたり、大人だと好奇の目で見られるので居心地が悪かったりとなかなか緊張するようです。
私が受験した会場は都会にある学校のひとつですが、 大人が受験しても全然大丈夫でした。
都会にあるからでしょうか、私が中学生の時よりもみんな落ち着いており、友達といつまでも話しているような学生もおらず、拍子抜けしました。
今の若者はこんなに行儀が良いのか、休日に英検を受験するようなお子さんは皆行儀が良いのかはわかりません。
しかも、試験官の先生もまったく気にしていないご様子でした(別に私も真面目に試験を受けるわけで、特段あやしくないためかもしれませんが)
会場では、私の他に英検4,5級を受験したような大人は見受けられず、大人は付き添い目的と見受けられました。
このため、大人のやり直し英語として英検4,5級を受験する方には、会場で受験するというのは心理的にはちょっと抵抗を感じられる方もいらっしゃるかもしれないです。
受験後に X の投稿を見ると、大人で4,5級を受けた方はちらほらいらっしゃったので、意外と受けたい人は他にもいるのかも知れません。
note 記事で下記の提言を見かけましたが、希望者には会場または教室を分けてもいいかも知れないですね。
おすすめの勉強法を個人的に考えてみた
私は英検 4,5 級の学習方法について英語力をつける方法をおすすめしたいと思います。
ただし、小学生以下の場合、これまでの取り組みが個人毎に大きく異なっているのではないかと思います。
このため状況をヒアリングした上で個人の強みに合わせたアドバイスが必要になりそうです。
ということで、以下のおすすめは主に中学生以上の方向けになります。
まず、中学生以上におすすめしたいのが、中1と中2で使った英語の教科書の音読と筆写です。
中学生で誰でも読んだことのある教科書を使います。
音読と筆写を使って、教科書の内容を吸収することが目的です。
中1と中2の内容は英語の基礎となるところなので、頭で理解するだけでなく身体に染み込ませておくことが必要です。英検の上の級でもこの基礎力を使います。
また、音読を始めておくと、3級以降の二次試験で音読が求められても口が動くようになります。さらに音読は進化して使えるようにもなります。例えば、自分で言える英文は聞き取れるようになるのでリスニングにも使えるようになります。
筆写も3級以降で英作文が求められても手が動くようになるので使えます。また、筆写は手を動かすので手間が掛かりますが、その分身に付く場合があります。書いて覚えることが必要になる時に使えます。
その他、単語および熟語をおさえておくことは英検のどの級でも大事です。単語が苦手な人は教科書の音読筆写に併せて取り組んでみてください。
下記の記事で検証しましたが、5 級も 4 級もほぼ CEFR-J Wordlist A1 で十分でした。
以下の note 記事に Quizlet のクラスのリンクがありますのでご活用ください。
上記の英語教科書の音読筆写と単語と熟語があればあとは英検の問題演習をやりましょう。
個人的に、abceed は AI が予想スコアを出してくれ、設問毎に問題演習したくなる仕組みがあるので気に入っています。