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複数ジャンルの資格の難易度を比べることが難しい2つの理由

はじめに

資格取得のために、対象となる資格の難易度をあらかじめ調べることがあると思います。
資格取得の難易度については市販の本でもネット上でも人気のあるコンテンツで、ランキング形式で比べていることもあります。

私は主に情報系と英語系の資格を取得していますが、それぞれの資格についての難易度のランキングについては納得感のある紹介が多いと感じています。
特にネットでは実際に取得した人の意見を反映したランキングもあるので参考になると思います。

一方で、異なるジャンルの資格の難易度を混ぜると、とたんにあやしいランキングが増える印象があります。
これには以下の二つの理由があるのではないかと考えます。

①資格を実際に取得していない人がランキングを作成しがち

その資格の難易度がよく分かるのは、実際に合格した人です。
不合格の人や、未受験の人よりも実際に合格まで体験している人達の意見を反映した方が参考になります。

しかし、複数のジャンルの高度な資格を取得することは難しくなります。
ただでさえ同じジャンルでも高度な資格を取得することは難しいのに、他のジャンルでも高度な資格を取得することはかけ算で難しくなります。

では、少ないながらも複数ジャンルの高度な資格を取得した人を探せば解決かというと、次の理由が問題になると思います。

②人によって資格取得の難易度が変化する(大学等で学んでいる、その業界で働いている、適正の有無等)

複数ジャンルの資格を取得している人にもバックグラウンドがあります。
大学等の専攻や、働いている業界などの周りの環境によっても変わります。
それによって得意なジャンルの資格の難易度は下がりますし、比較的不得意なジャンルの資格の難易度は上がることになります。

さらには、得意不得意に左右されないレベルで複数ジャンルの高度な資格を取得できる人も極ごく稀にいると思いますが、そのレベルになると頭の良さの次元がふつうの人と違い過ぎてそれはそれで参考にならない可能性があります。

まとめ

同じジャンルの資格の難易度ランキングは参考になることがあると思います。
複数ジャンルの資格の難易度ランキングは参考にならない可能性があると思います。

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