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エスパー毒性について(MTGアリーナ/スタンダード)

こんにちはしゅがあどろっぷです。
今日は、私が最近アリーナで愛用しているデッキ、エスパー毒性について書いていきます。

そもそもエスパー毒性ってなんだよ

エスパー毒性は、その名の通りエスパーカラーの毒カウンターでの勝利を目指すデッキです。
潤沢な増殖つきの除去やドローソース、《虚空翼の混種》や《スクレルブの巣》といった持続性のある毒性クリーチャーソース、そしてエスパーカラー特有の強力なコントロールカードで相手の毒カウンターを貯めていきます。

色的にはコントロールですが、使用感はビートバーンに近いです。
ほとんどの場合、ゲームの終わりは呪文の効果で毒カウンターが乗って訪れます。

主なカード

クリーチャー

《多汁質の頭蓋住まい》
(黒)、1/1、接死、毒性1を持つこのデッキの切り込み隊長。
接死は殴り、受けの両方と相性が良く、小さいクリーチャーの多いこのデッキでは非常に便利。
初手に引けると1ターン早く殴り始めることができるので、増殖の種を作るのにも有効。

《腐り腹のネズミ》
(黒)(1)、2/2、毒性1、pigで増殖を持つ、ネズミ。
壁として置いておくだけで最低限の圧力を相手にかけることができます。
サクったり、自分の《胆液まみれ》の対象にして能動的に毒カウンターを進めることもできます。
相手の毒カウンターが7つで盤面が空いていれば、このクリーチャーの攻撃→《胆液まみれ》対象このクリーチャーで増殖が2回発動し、そのままゲームエンドになります。

《虚空翼の混種》
(青)(黒)、2/1、飛行、毒性1、増殖すると墓地から手札に戻るという優秀な効果を持つこのデッキの主力。
クロックを刻むも良し、PWを殴るも良し、サクるも良し、壁として使い潰すも良しの便利カードです。
スタッズの高い対空クリーチャーを相手にすると分が悪いので 
それらには優先的に除去を放ちましょう。
追放除去でこのクリーチャーを失いたくない場合は《血清の罠》でこのクリーチャーを手札に回収すると増殖が進むのでそれもいいでしょう。

インスタント

《考慮》
(青)、諜報1つきの1ドロー
シンプルながら、いらないカードを1枚墓地に送ることができるみんな大好き《考慮》。
余ったマナを使うのもいいです。

《ファイレクシア病の前触れ》
(青)(1)、毒カウンター1つを乗せるキャントリップ呪文。
増殖の種にもフィニッシャーにも。
終盤に、このカードでこのカードを引いてゲームエンドもしょっちゅう。

《実験的占い》
(青)(1)、増殖つきの濾過型ドローソース。
同コスト《衝動》よりも見れる枚数は1枚少ないですが代わりにこのデッキの核を成す増殖がついていることでかなり強力な効果になっています。
使い方はいつもの濾過型ドローソースと一緒ですが、終盤では、このカードからさらに増殖つきのカードを持ってくることでゲームを終わらせられる場合もあります。

《血清の罠》
(青)(1)、3マナ以下をバウンスした場合に増殖を行う、万能パーマネントバウンス。
クリーチャーだけでなく、アーティファクトやエンチャント、果てはPWまで除去できる便利なカード。
自分相手を問わないバウンスで、柔軟な運用が可能なので、自由自在に相手を振り回しましょう。

ソーサリー

《胆液まみれ》
(黒)(1)、単体-4/-4修正と増殖。
耐性を貫く大型除去。
そこそこの大型クリーチャーや壁でも剥がすことができます。
《黙示録、シェオルドレッド》が除去範囲に入らない、インスタントタイミングで使えないなど弱点も多いですが、的確に相手のシステムクリーチャーを焼いていくだけでそこそこの嫌がらせになります。
自分のクリーチャーを対象にしてゲームエンドを狙うこともできます。

《忘却の儀式》
(白)(黒)、自分のパーマネント1つをサクリファイスコストに相手のパーマネント1つを追放除去。フラッシュバック(白)(黒)(2)。
白黒が誇る最軽量クラスの追放呪文。
何をサクっても何でも追放できるという等価交換の法則を完全に無視したカード。
《腐り腹のネズミ》をコストにすれば毒カウンターを進めることができ、《虚空翼の混種》をコストにすればディスアドバンテージを軽減、ダニトークンをコストにすれば実質タダ、緊急事態では《スクレルブの巣》そのものをコストにして致死ダメージを回避するなど様々なことができます。
《黙示録、シェオルドレッド》や《偉大なる統一者、アトラクサ》を一発で除去し、再利用を許さないのが最大の利点。

《歪められた好奇心》
(青)(2)、2ドロー。堕落で(青)になる。
1枚あると強い。2枚以上だと強くない。そんなカードです。
除去札は使うと手札が減るのでこのカードで補充できるとかなり後の展開が楽になります。
ただし、堕落能力が適用できない場合、完全なカス札なので、あまり採用枚数を増やすのはおすすめしません。

エンチャント

《スクレルブの巣》
(白)(1)、自分ターンの開始時に1/1、毒性1、ブロック不可のファイレクシアン・ダニ・アーティファクト・クリーチャー・トークン1つを生成し、1点自傷。堕落能力で毒性を持つ自分のクリーチャー全体に絆魂を付与する。
トークンが殴るのには、出してから2ターンのラグがありますが、維持すれば確実に頭数が増えていく、脅威のダメージソース。
このデッキでは堕落能力は簡単に適用できる上に実質全体付与となるため継続的な回復ソースにもなります。
もともと青黒からエスパーカラーになったのはこのカードを使うためです。

土地

基本土地
早い段階でアンタップインする土地が欲しいので割と多めに採用します。特に青と黒は重要度が高いので《島》と《沼》はそれぞれ4枚と3枚採用しています。《平地》は土地破壊対策に1枚入れておきましょう。

ダメージランド各種
早くカードを使いたい多色デッキの味方。対応する組み合わせ全てがあります。
使いすぎると無視できないダメージ量になる上、白の重要性はさほど高くないため、青黒の《地底の大河》3枚、白入りの2種類合わせて3枚くらいだと思います。

スローランド各種
ダメージランドに比べるとラグがありますが、アンタップインする2色土地というだけで強力です。対応する組み合わせは全て存在しているので特に青黒の《難破船の湿地》を中心に6枚程度採用しておきましょう。

《ラフィーンの塔》
3色土地。4枚です。フラッドしてもサイクリングでドローソースになる万能ぶりであり、エスパーカラーのデッキで入れない理由は特にありません。

運用

とにかくドローソースで必要なカードをかき集めて毒カウンターを増やしてください。チャンプブロックには事欠かないのでトランプルを持つクリーチャーを優先的に除去していきましょう。全体的には、普通のコントロールデッキよりもテンポアドバンテージに気持ち重心を傾けると上手くいきやすいです。
赤単速攻対面は割り切りましょう。かなり運が良くない限りは勝てません。

サンプルレシピ


歪めれらた好奇心は欲しい日と要らない日がある

1 Plains (MOM) 277
4 Skrelv's Hive (ONE) 34
4 Island (MOM) 278
4 Experimental Augury (ONE) 49
4 Prologue to Phyresis (ONE) 65
4 Serum Snare (ONE) 68
3 Swamp (MOM) 279
4 Bilious Skulldweller (ONE) 83
4 Blightbelly Rat (ONE) 85
4 Drown in Ichor (ONE) 91
2 Adarkar Wastes (DMU) 243
1 Caves of Koilos (DMU) 244
2 Deserted Beach (MID) 260
4 Raffine's Tower (SNC) 254
1 Shattered Sanctum (VOW) 264
3 Shipwreck Marsh (MID) 267
3 Underground River (BRO) 267
4 Rite of Oblivion (MID) 237
4 Voidwing Hybrid (ONE) 221

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