カードゲームしか知らないコンテンツのリアルライブに行く話
こんにちは。
しゅがあどろっぷです。
みなさんは「Re:ステージ」というコンテンツをご存知でしょうか。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、実は私もそんなに存じ上げてないです。
むしろこの記事を読んでいるみなさんの方が良くご存知かもしれません。
そんな私がなぜ「Re:ステージ! PRISM☆FESTIVAL!! vol.1 -Resistance-」に向かうことになったのか、そして何を思ったのかを綴っていきたいと思います。
ことの経緯
まずは約1年前の私の戯言をご覧頂こうと思います。
「Re:ステージ」を知ってから「リストレ」を知るまで
「Re:ステージ」との出会いはおよそ2年前まで遡ります。
私は普段、一般TCGプレイヤーとして遊戯王やデュエマを遊んでいます。
私の所属するコミュニティは、当然オタクのたまり場ですので、ありとあらゆる布教が吹き荒れているのですが、その中で同じく遊戯王を遊んでいるTAKAさんから布教されたのが「Re:ステージ」でした。
この時点では私は「へえ~」と思ってJ:COMで見れた1話を見た程度でした(サブスク配信がdアニメストアくらいしかないため)。
しかし、2022年6月、TCGサークル故にこの状況が変化します。それが「リステップトレカ(以下リストレ)」公式ルールの発表でした。
TAKAさん「リステのトレカ出たんだよね」「今度持ってくからやらん?」→「いいっすよ」という流れで「リストレ」に触れることになった私。
「知らんコンテンツのカードゲームだけ知ってる奴」の誕生です。
多分他に類を見ない知識の偏りだと思います。ソシャゲすらプレイしていません。
小学生の頃ヴァンガードで遊びまくっていた私は、リストレのプレイヤーとしてはこの上なく適したバックグラウンドがあったと言えるでしょう。
制限改訂により秋以降大幅に遊戯王のモチベーションが低下していたのもあり、ルールも覚え、かなりしょっちゅう遊んでいました。
とはいえそもそもがコンテンツの物販アイテムであるこのTCG。
カードが集められないなどの理由で始めるには流石に至らず。
TAKAさんの組んだデッキの試運転をしたり、TAKAさんとはんぞーさんの対戦動画を見たりしつつも、リステを見るでもない日々が続いていました。
そんな中でこぼれたのが先程の戯言というわけですね。
後ほど書きますが、この状況が実は既にかなり決定的だったことが後に分かります。
リアルライブに誘われる
そんなこんなで「Re:ステージ」というコンテンツのTCG部分だけを摂取し続けていた私ですが、今年の4月、転機が訪れます。
なんと、TAKAさんからリアルライブに誘われました。
ライブの入場料向こう持ちだし(そんなことある?)。
「Re:ステージ」というコンテンツの紆余曲折を聞かされ続けて興味はとても募っていたし。
今年、人生初経験から既に2回行ったライブ、両方めちゃくちゃ楽しかったし。
特に断る理由も無かったので二つ返事で参加を決めました。
奇跡的に就活のなんやらも被ることなく当日を迎えることになります。
この誘われてから当日までの間に私にはやらなくてはいけないことがあります。
曲を知る
アニメを見る
これです。
再三申し上げた通り、ここまでの私はTCGのルールを知っているだけの人間です。
曲も知らないし、話も知らない。
この状態でライブに行こうと言うのは土台無理な話です。
というわけでTAKAさんからアルバムを渡され、Blu-Ray を貸し与えられ、「Re:ステージ」履修マラソンが開始しました。
(ちなみに、ライブのある週が教習所の期限と被っていたため、そっちも大忙しだったのは内緒です。)
ちなみにどちらも凄まじくスムーズに進みました。
理由は簡単で、私はリストレでキャラクターの名前とユニットを全て覚えていたからです。
先程決定的と言ったのはこのことで、TCGというのは何よりも名前を覚えるのに適した媒体だということがここで判明します。
いざ、ライブへ、感想パート
こうしてライブ前々日にアニメを履修し終わり、当日の午前中教習所の卒検を終わらせた私は、その足でライブへ向かいました。
ライブが終わり、TAKAさんとご飯を食べて、家に帰り、ベッドの上でこれを書いています。
まず最初に書かなければならないことがあります。
私はもう「Re:ステージ」から抜け出せる状態では無くなってしまいました。
アニメで脳を灼かれた状態で、全身に浴びるライブの熱狂は、全身のタンパク質を変質させるのに十分すぎました。
こんな新参者でも胸を張って言えます。
「Re:ステージ」というコンテンツで1番「Re:ステージ」の味がする部分は間違いなくリアルライブです。
「Re:ステージ」が持つコンテンツのパワーを最大限に感じることができるのはライブを浴びた時で間違いありません。
音楽とアニメだけでも十分に素晴らしい。
それだけ取っても渡り合えるコンテンツは多くは無い。
でもこのコンテンツのオタクが生まれるのは、間違いなくリアルライブを浴びた時です。
これは伊藤翼という人が作る楽曲の特性なのかもしれませんし、生の空気が生み出すマジックなのかもしれません。
それは分かりませんが、このコンテンツは全てリアルライブに集約されている、あるいはこのコンテンツの経験は全てリアルライブを志向する、そんな感じです。
難しいことは抜きにしても、最高の曲に合わせて、体を振り回し、声を張り上げたのが何よりも楽しかった。
みなさんと一緒に、最高の時間を共有できたのが何よりも嬉しかった。
正直、もう二度とできない体験だと思います。
だからこそ、私はこれを書き残さなければいけない。
「カードゲームしか知らないコンテンツのライブでも心の底から楽しめる」
全ての人には何にも恐れることなく、リアルライブ、リアルイベントに行きまくって欲しいと思います。
さいごに
一夜明け、昨晩興奮冷めやらぬ中書き殴った感想パートの体裁を整えながら、改めて最高の経験だったなと感じています。
「カードゲームしか知らなかったやつが、ものの2ヶ月で帰って来れなくなる話」、みなさま楽しんでいただけたでしょうか。
正直、自分の身に起こったことで無ければ、自分でも信じられないと思います。
ですが、ここに書いたことは嘘偽りのない事実で、どうしようもなく楽しい記憶として刻まれています。
今回、ライブに行くところまで全面的にサポートしてくれたTAKAさん、1年前の戯言に待っていると言ってくれたはんぞーさん、そして新参者を優しく受け入れてくれた「Re:ステージ」に関わる全てのみなさん。
本当にありがとうございました。
おまけとして、アニメを見た知識の偏りが激しい新参者の悲鳴を抜粋して掲載して終わりにしようと思います。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。