【新カード解説】ネムレリア新規《ネムレリア・レペッテ》のレビュー
こんにちは、しゅがあどろっぷです。
今日はAGE OF OVERLORDで登場する《ネムレリア・レペッテ》について書いていきます。
(なお、新規カードの画像は転載できませんので、例によってテキストのみの記事となります。)
これまでに実装されたカードについてはこちらの記事をご覧ください。
《ネムレリア・レペッテ》
永続罠 このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに他の「ネムレリア」カードが存在する場合、 「夢見るネムレリア」以外のEXデッキのカードを以下の枚数だけ裏側で除外し、その効果を発動できる。
●1枚:自分の墓地から「ネムレリア」カード1枚を手札に加える。
●2枚:このターン、自分が受ける全てのダメージは半分になる。
●3枚:自分フィールドの獣族・レベル10モンスター1体を墓地へ送り、 相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
リソース回収、ダメージ軽減、全体無効の3つのモードを持つ永続罠で、《レヴェイユ》の効果でデッキからセットすることができます。
相手ターンに無効のモード→自分ターンに回収のモード、と利用することで《レヴェイユ》の効果で《ルーブ》をセットするコストを簡単に用意でき、往復でEXデッキを7枚消費できる2点が特に優秀です。
今まではリソースを《寝姫楼》のサーチ効果に頼っていましたが、このサーチはメインデッキにレベル10獣族が2種類存在しなければ使用できないという弱点を抱えており、長期戦になりやすいネムレリアでは、サーチ先が無くなることもよくありました。
《レペッテ》の登場により、《レヴェイユ》の効果のコストとして墓地へ送った「ネムレリア」モンスターを回収できるようになり、《レヴェイユ》の効果コストで毎ターン手札を消費する必要がなくなり、大幅に手札管理が用意になります。
また、EXデッキの消費はさらに早くなり、サーチ先がない状態でも《夢見る》の特殊召喚条件を満たしやすくなります。
1枚から3枚まで選べるので「ネムレリア」モンスターの効果コストや《寝姫楼》の耐性で想定外の消費が発生してもEXデッキの枚数を調整しやすいのも便利です。
その他の点としては、無効のモードは、先にカードを発動しておけば「効果の発動」を無効にできるタイプのカウンターでしか止められないため、有名どころでは《フルール・ド・バロネス》の着地を狙って無効にすることが可能です。
ダメージ軽減のモードは、「ダイノルフィア」ギミックを併用する場合には大変有用だと思います。
自分のターンにも使用できるので、EXデッキが残り2枚の場合には《夢見る》の特殊召喚条件を満たすためにも使えます。
総括すると非常に優秀な新規で、永続罠カードであることを考えると1枚投入は今後の【ネムレリア】においてはデフォルトになっていくでしょう。
妨害の質も高く、各モードも便利であり、これにより【ネムレリア】が環境入りする、ということも充分に考えられる性能だと思います。