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神奈月のきもの
ようやく袷のきものを着られる気温になってきました。
5月に買って寝かせていたきものの出番です。
このきものは、市内にあるアンティーク着物の専門店で購入しました。リサイクル家具なども扱っている複合施設で、楽しいお店でした。
きもの売り場はそれほど広くありませんが、壁際にびっしり掛かっているし、その下の棚にもたくさん積んであって、選びがいのあるお店です。
もちろん帯や帯締め、小物なども充実しているし、何よりお手頃価格なのが嬉しい。
店員さんは洋装MIXでかわいくきものを着こなしていました。気さくに話かけてくれてありがたかったです。
ひと通り店内を見て、3本1000円の帯締めを選びました。帰る前にもう一回り、と何気なく覗いた棚に、細い縞のきものを発見。これは、と取り出してみるとネクタイのような渋い色でかっこいい。鏡の前で合わせてみて、似合ってる気がする!と購入を決めました。八掛が濃い灰色だったのもポイントです。明るい色でかわいらしくするのではなく、ぐっと引き締めているのが気に入りました。
ピンクの名古屋帯をしめて、地味になりすぎないように。この組み合わせが気に入りすぎて、しばらく定番になりそうです。
もう一つの定番は、白黒の横段に赤い名古屋帯。きものは一箱いくらの処分品の山から出てきたもの。買ってはいけない、と言われる処分品箱を買ってしまった苦い思い出です。結局私が着られるのはこの1枚だけでした。あとは夏用の柳の帯。ほかは布としていろいろ活用したり、実験的に使ったりしました。
幾何学模様の赤い名古屋帯もリサイクルショップで格安で買ったもの。ポリエステルだと思うけど、意外と使いやすいしかわいい。この白黒のきものにぴったりです。
この組み合わせに、黒に水玉の羽織を合わせるのもすき。水玉の中がピンクや水色なのも、曲線を描いているのもいい。黒だけどかっこよくなりすぎない、お気に入りの羽織です。
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