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ジェネシス、SVV、Hans Robot。中国・深センレポート(その3)

昨日の食レポまみれのレポートから今回は、どんなところを周ってきたのかきちんとレポートしたい。

どこ行ってきたのか?1日目(12月16日(月))

・Jenesis(ジェネシス)藤岡社長

・Shenzhen Valley Ventures (SVV)

・Han's Robot

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1.Jenesis(ジェネシス)藤岡社長

もはや、深センと言ったらこの方、ジェネシス藤岡社長。

深センに行くんだったら知っておく方が日本人2名います。1人が上記の藤岡さん、もう一人が高須さん。有名人なので、どこに向かって進んでもこの2名に当たると思います。

僕は知らずに社員にくっついて行ってしまいましたが、皆さん調べておいてください。高須さんは日本のMakerFairで見かけてました。日本で耳つけて歩いてるおじさんは中々いませんので、見つけた場合はほぼ100%高須さんだと思います。

さて、本題ですが、ジェネシスさんはEMS工場を深センで展開しており、ビットキーさんやMira Roboticsさんのロボットを製造されています。ポケトークとかも作っていました。僕はMiraの松井さんと親しいので親近感が湧きました。ビットキーの江尻さんは新卒の同期で10年くらい会ってませんが、大型調達されていて大量に商品を作っているそうです。

まず日本人が深センで商品を作るとなった場合、日本人に依頼するのか?中国の中国人に依頼するのか?という問題にぶち当たります。英語が堪能で中国企業に外注できたとしましょう。その際にコピーはもちろんされるんでしょうが、それを承知で突っ込めるのか?という問題が出てきます。

物を見たらなんでもコピーできるというのが中国の常識だと思いますので、NDAがあれど、それが守られるのかははたして不明です。ですので、安く作りたいが絶対にコピーされたくないという人は、深センの日本人に依頼することになります。それが藤岡さんです。

藤岡さんのジェネシスは業績好調で凄まじい勢いで業績を伸ばしていました。そのため、何でも製作するというよりは依頼側のスタンスを非常に重視して受けるか受けないかを決めていらっしゃいました。スタンスについては色々メモしてきましたが、もし頼みたい人は「下請け」として見るのではなく協力パートナーとして依頼する事が最低限のマナーだと感じました。

講演と工場見学の後、作業員の方が食べられている食堂でお昼を頂きました。

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中国の労働者は、階層があり、作業員の方はだいたい月5~6万円。日本ではありえない事かもしれませんが、その人が生活するインフラ(住居、食べ物)があるので、それでも生活できるという事が理解できました。日本の場合は最低時給で縛られているので、労働者が階級別になっているという事は無いですが、それぞれの給与レンジで生活できるようになっているという意味では世界中どこでもそうなのかなと感じました。日本だけ特殊なのか?

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僕は世界中色々な国行きますし、食べ慣れているので、非常に美味しく感じました。恐らくこの料理で50円~100円くらいなのではないでしょうか。十分ですよね!

中国の労働環境や、地方からの出稼ぎ、男女の働き方の違い。例えば男性は拘束されるのを嫌うから、工場作業員じゃなくてタクシーの運転手だったり、UberEatsみたいな宅配やっていたりする。と、「へー」と感じる中国人ならではの特徴を教えて頂きました。

2.Shenzhen Valley Ventures (SVV)

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この写真は工場のほうの写真なので別なのですが、深センのアクセラレーターで有名な(行った後に有名であると知った)、SVVさんに訪問してきました。

ハードウェアアクセラレーターで、日本でいうとMakeShopとか、DMMアキバみたいな機能が含まれるアクセラレーターでした。実際に1時間いったところに量産工場も持っていて、スタートアップが拡大するためのサポートをしてくれるようでした。

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こちらは、我々が行ったアクセラ施設のビル。入居企業もかなりはいっていました。このオフィスで初めて欧米系の方1名だけ見ました(笑)

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実はジェネシスさんでは、参加企業各社で名刺交換しなかったので、こちらで名刺交換しました。どの企業がこられているのかきちんと把握していなかったので、ここで来ている企業が分かったりとか、ここだけの内緒です(笑)我々がオフィスの鍵で利用しているAkerun作られている会社だったり、LOVOTのGroovXさんだったり10社程度が選定されていました。

最初はSVVさんから、どのようなアクセラレーターなのかの紹介がありました。すべて英語なので、わかる範囲でみんな理解すると言った所でしょうか。

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オフィスツアーで、オフィスエリアと、作業スペースを見せていただきました。色々な設備があり音響設備や切削加工など幅広く置いてありました。

ここでは、メンタリングタイムがありSVVのハードウェアチームの弊社の商品をどのように量産化するのかを相談する時間が儲けられました。

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10分という事でしたが、10分で終わるわけもなく、30分くらいかかりました。事前のインプットが無いなかで会社の紹介したり、作って欲しいものを説明したりは難しいですね。そして、ここで気づいたのですが、あれ?英語が中々通じない?という事実です。発音の問題や単語の問題だと思うのですが、こちらの言いたい事が通じなかったり、言っている事が分からなかったりコミュニケーションにギャップがある事に気づきました。今回我々は中国語の通訳の方を連れてきましたので、通じにくいところについては、通訳してもらいながら意思疎通をしました。通訳入れると遅くなるので直接の会話が良いのですが仕方ないですね。という事で、ここで英語が通じないのであれば!という事で、どこ行っても英語通じない事が早々に分かりました。

深センは中国のシリコンバレーで優秀な人しかいないんだから、英語通じるだろう!って思っている人がいたら、それは「優秀な人が沢山いる」と「英語話せる」をイコールにしない方がいいと思います(笑)

お金かかりますが、通訳さんを雇いましょう。もしくは中国人スタッフを連れていきましょう。

まとめ1:通訳を連れて行くこと

3.Han's Robot

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今回は名古屋にあります三機さんに依頼して、Han's Robotさんをご紹介頂きました。ちょうど12日から開催されるロボデックスでも展示されるそうですよ!

三機さんと言ったらAUBOの代理店で有名ですよね。深センから車で2時間程度の隣町。広州市に中国オフィスを持たれており、この度代理店契約をされたそうです。

展示会名:第4回ロボデックス
会期:2020年2月12日~2月14日
会場:東京ビックサイト(西展示棟1階 6-54)
出展ロボットメーカ:
・6軸ロボット:Han's Robot(中国メーカ2社)

日本で見られるのは、このロボデックスが最初なのではないでしょうか。その2ヶ月前の12月に中国のHan's Robotさんで見させて頂きました。Han's Robotさんの母体はHan's レーザーさんで、中国の巨大企業でした。実際に我々が訪問したオフィスも超巨大ビルごと持たれていました。

こちらの、深センのロボット会社のオフィス内の写真(見せられる範囲)については、後日有料noteを初めて書いてみようかと思っています。書いた後にこっちにもリンク貼っておきます。有料って買う人がいるのか分かりませんが、趣味程度で中見てみたい人は買ってみてください。


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