UBTECH、F5未来商店、Elephant Robotics、Tencent WeStart、深圳清華大学研究院、Leaguer。中国・深センレポート(その4)
早速ですが、もうこのシリーズも、その4まで来ましたね。やっとこ2日目のレポートです。この日はチームメンバーで2手に別れたので結構色々なところを見に行っています。とりあえず、全体的に書きますがUBTECHとF5未来商店について多く書く事になりそうです。
どこ行ってきたのか?2日目(12月17日(火))
・Tencent WeStart(テンセントのアクセラレーター)
・深圳清華大学研究院(略称:RITS)
・Leaguer(VC・アクセラレーター)
・UBTECH(ロボットメーカー)
・F5未来商店(無人飲食店・レストラン)
・Elephant Robotics(ロボットメーカー)
1.Tencent WeStart(テンセントのアクセラレーター)
ガジェットが沢山。スタートアップに出資をし、テンセントが後押ししながらビジネスを推進しているため、様々な物が置いてありました。CRのToshiに装着してもらいました。
オフィスはテンセントゾーン。他にも色々な会社があるのですが、テンセントのビルがある辺りと言ったら、みんな分かるくらい有名な場所です。他の企業は全部中国語で書かれているのでどんな企業があるか分からないですし、有名なのか大きいのか?も不明でした。
上記の写真の一番奥に見えるのがテンセント。下記の写真と言ったら皆わかってくれるかもしれません。
中はこんな感じで、シリコンバレーも深センもアクセラレーターのオフィスはオシャレでカッコいい。大体、色々なタイプの椅子が置かれています。
ガジェットゾーンはこんな感じ。色々と表彰されていました。なかも1周見学させて頂きました。最終日のプレゼンはこちらで実施される予定のため、下見のようなイベントでした。前日同様に、EMS工場の方がこられていて、量産化できないかという話になりました。
昨日とは違い、1,000台~とか10,000万台~という話しになり、そんなに沢山のロボットを作ろうと思っていないので、10台、20台という話しでは議論になりませんでした。上記のようなガジェットの場合は1万台とか売れるかもしれませんが、大型のロボットはそれほど量産しても売れないリスクが大きい、そして単品あたりが高い。そういうものを深センで作るときにはEMS工場を探すのが少し大変だなと感じた打合せでした。
でも、先方の社長さんはロボットを作ってきた?作りたいらしく、こんなロボットを作った?中国にはこんなロボットがあるよ。と色々と紹介してくれたのですが、会話の中から何が事実で、何が出来る事なのかが分かりませんでした。ジャンシンさんが仲介に入ってくれているので信頼できる方なのだろうが、会話がきちんと成り立つという事が交渉の第一歩だと痛感しました。
2.深圳清華大学研究院(RITS)
清華大学と書かれていたので、僕らは興奮していました。何か新しいテクノロジーがこの深センの清華大学で見れるのではないかと!清華大学ってあの北京で有名な清華大学です!
その前に、集合場所にあるコンビニなんですが、ACEです。ファミリーマートではありません。見た目が同じようなコンビニがいくつかありました。遠くから見たら、「あ、ファミマある!」です。コンビニですので、機能は変わりません。
深圳清華大学研究院の中はこのような感じで、パネルがありました。恐らく研究室もあるのですが、期待していたものとは違いました。ここは、清華大学のCVCのような立ち位置で、深センのスタートアップに投資をして、研究開発機関とつなぐという仕事をしていました。今度、日本にも深圳清華大学研究院が進出するそうですよ。VC機能できる人を探してました。いませんか?
この後、紹介するUBTECHの紹介があったりと、色々な技術に対して投資して、研究開発を一緒に行っているという説明を受けました。英語で説明を聞いてるので僕は半分くらいしか分かりませんでした。それと、ロボット以外のバイオの話とか化学の話は全然分かりませんでした(笑)
3.Leaguer(VC・アクセラレーター)
こちらで、最終プレゼンの練習をさせて頂きました。僕は行ってないので分からない(笑)
各社プレゼンの練習のつもりが、本番のような雰囲気でプレゼンしたそうでした。
4.UBTECH(ロボットメーカー)
さて、ここからが今日の本題でしょうか。案内してくれたのは施さん。もし、日本でUBTECHの商品を扱いたい方がいらっしゃいましたら紹介しますので連絡ください。
大きく分けて、
1.教育用ロボット(小中高大すべてのレイヤーに応じたキットがある)
2.警備ロボット(サーバー室を有人で点検しているのをロボットに実施)
3.案内ロボット(クルーザーというロボットが後ほど出てきます)
そして、UBTECH何がすごいのかって、時価総額です。記事によると資金調達に成功すれば100億USD(1兆1000億円)規模のメガユニコーンになると書かれています。僕調べでは時価総額5,000億程度だとはわかっています。日本のソフトバンクが出資しているのかと思ったら、出資はされていないようでした。
現在の投資家はテンセントで800億円は注入されているようでした。DJIというドローンの世界大手のビルの隣の土地にビルを立てているそうです。3,000人だったか5,000人の社員がいるそうです。何がそんなに売れているのでしょうか?教育系のロボットキットが、国を通じて中国人の初等教育に入っていっているのではないかと思ったりしなかったり。
記事によると、CEOである周建(Zhou Jian)は、2019年の売上は60〜80億元(980億円から1300億円程度)に達すると予想しており、早期の株式公開も視野に入れる構えだ。
さてさて、日本人に馴染みが少しあるASIMO。ではなく、こちらは、ヒューマノイドロボット「Walker」というロボットです。ホンダの開発チームも見学に来られた事があるそうです。歩いているところは見れませんでしたが、動画を検索してみました。皆さんもチェックしてみてください。非売品だそうです。
そして、この子がCruzr(クルーザー)さんです。Android端末で動きます。
日本では、電通テックさんが取り扱いを開始したところで、取り扱い代理店とSIerさんを探していたので、興味がある方はお繋ぎします。
動くとこんな感じになります。操作しやすさはペッパーより高いのではないかと素人目では思いました。一方で、レンタルなのか、買い切りなのかは分かりませんが、システムインテグレートして顧客先に納品するとなると、なかなか大変な面もあるのではないかなーと感じたりもしました。
僕の立ち位置は、開発します!という感じではなく、知り合いになったので繋ぎます。という感じです。
現在の本社前には、どどんと看板が。1年後にはこのオフィスではなく、もっと大きいビルが立つ。ちなみにここで言うビルって、新宿のビル群あるじゃないですか。あんなイメージのやつ一棟です。羨ましいですねー夢あるなー!
ディズニーからIPを購入して、アイアンマンなどの外装にしたり。このゲーム楽しそうでした。アイアンマンの目にカメラがついていて、僕もチェケラされていました。
ARゲームに近いでしょうか。敵や障害物を倒しながら進んでいく感じでした。こちらのショールームでは、デモ用の説明員もいらっしゃって説明に合わせてロボットを動かしてくれました。
教育用のロボットたち、それぞれがどのような目的で作られたかは分かりませんが用途が違うそうです。日本でも買えるかもしれないのでチェックしてみてください。
小学生や若い方には、レゴみたいなロボットもありました。中国の獅子舞みたいなのもカッコいいですね。このレゴみたいなロボットの世界大会があるらしくかなり熱いらしいですよ!是非チャレンジしてみてください。
警備ロボットのAIMBOTさん。首が伸びたり色々していました。動画もあるので違うnoteでまとめます。
戦車のような見た目の警備ロボットもありました。何に使うのでしょうか。。。
カメラがいたるところについていて、それをソフトウェアで見る事ができそうです。
まとめ①:どうやって儲かっているのか分からない。何が商品として売れているのか分からない。
5.F5未来商店(無人飲食店・レストラン)
今回の本丸の2個目ですね。もはや、このF5未来商店については別のnoteでまとめたいと思います。無人コンビニ。無人レストランと言ったら良いでしょうか。レジもモバイルオーダーですし、提供もロボットです。ゴミ箱は机が自動ゴミ箱になってしまっています。未来的ですが、「臭い」し「まずい」です。でもお客さんが来ていた(満員ではない)のは、便利さや安さが優先されたからではないでしょうか。
入店早々、おばさまが掃除していました。これは、上記に記載したガラガラポンの机のゴミの出口部分です。そこはさすがに人で掃除ですね。
これが原因で、店内は臭かったです。1時間に1度程度清掃しているのでしょうか。その現場にも立ち会えてよかったです。それでは、こちらは別noteでまとめます。
まとめ②:飲食店で「臭くて」「まずく」ても、お客さんは入る。便利さや安さは協力な武器になる。
6.Elephant Robotics(ロボットメーカー)
アームロボットメーカーのエレファントロボティクスさん(http://www.elephantrobotics.com/en/)です。HP見ると猫のロボットとか作っていますね。スタートアップで、日本での代理店を探しているそうです。もし興味がある方がいたら声かけてみてはいかがでしょうか。
こちらも、写真が大量にあるので有料noteでまとめて見ようと思います。どうしても見てみたい!という人はそちらの有料noteをご購入ください。写真だけなので期待しないでください(笑)僕の意見は角が立つので基本的に書かないと思います。
まとめ③:中国のアームロボットメーカーは探すと結構色々ある。スタートアップでもアーム作ってる人がいますよ!そして安い。
積極採用中です!
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