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岡野聖史も気になる!教師に大型連休が無い理由
こんにちは、岡野聖史です。
生徒が学校に登校しない長期休暇期間が「夏休み・冬休み・春休み」と大体年に3回あります。
「生徒が登校しないから先生は休みになるの?」
と思われそうですが、実は違うのです。
では、教師はどんなことをしているのでしょうか。
今回は、岡野聖史が「教師に連休が無い理由」をまとめてみました!
教師が休めない理由①教材研究があるから
実は教師には「教材研究」というものがあり、授業の予習をしなければなりません。
小テストの作成や板書計画を作ったり、教科書の問題を解いたりします。
先生はこの予習の出来、不出来が授業のスムーズな進行に大きく影響するので手を抜くことができません。
この仕事を疎かにしている先生は、教え方の下手な先生になってしまうのです。
長期休暇中にたくさん予習をすることで新学期に挑むのです。
頻繁に小テストをする先生は、夏休みなどに大量に小テストを作っているかもしれませんね。
教師が休めない理由②クラブ活動の顧問
近年、先生の働き方がブラックであると噂されている元凶の一つが「クラブ活動の顧問」です。
特に運動系であれば試合など、生徒だけでいかせるわけにはいきません。
日々の練習で(夏は熱中症など)安全面に配慮するのはもちろんのこと、練習試合で遠征に行く時など保護者への連絡も欠かせません。
当然、プライベートなLINEを利用することになり、先生のプライベートな時間もドンドン狭くなります。
合宿中にかなり面倒な質問をLINEで長々と送ってくる保護者もいるので、それにも対応する必要があります。
また、金銭トラブルもシビアで、運動部のジャージといった、代金の立て替えをする場合には注意が必要です。
ネーム入りのジャージを注文している間に部内で人間関係が悪くなり退部してしまえば、在庫のこる場合もあります。
そのため、金銭問題はシビアに取り組み必要があります。
教師が休めない理由③整理整頓をしなければならない
先生という職業は、色々な仕事が次から次へと舞い込んで来るので、机の上がすぐに散らかってしまい、何がどこにあるのか把握しておかねばなりません。
探し物に時間を取られていては、周りからも評価が下がってしまいます。
最近は、デジタル化も進んでいるので、書類はPDFにし、思い出の画像もデジタルで保存して、紙がかさばらないようにしていく方法もあります。
また自分以外の共通の荷物(学校行事で使った荷物)の整理整頓も大切です。
行事を企画した人(A)と使った人(B)と片付けた人(C)と来年度使う人(D)においてA≠B≠C≠Dなる場合が多く、荷物が見つからない場合には一から作らないといけません。
物が壊れている場合にはB先生が壊したのにD先生がC先生に文句を言うなどのトラブルもあるんだそうです。
岡野聖史の結論:先生は長期休暇の間は休みではない
先生は一見17時には帰ることが出来る職業かと思われます。
しかし、実際には保護者と生徒、また職員室の先生などの人間関係の板挟みがおき、精神的にもすり減る職業です。
また長期休暇中も仕事はあるので、学生のように一か月丸々休みというわけではありません。
しかし、夏休みの職員室で緩い雑談からいいアイデアが生まれてくる場合もあります。
自分のプライベートを捨ててでも、子どもに教えたいという人は、教師を目指されてみてはいかがでしょうか。
岡野聖史でした。