サラリーマン作家(自称)待望の第二弾！短編小説『ぼくときみともるもっと』　　　　　　　　　　～prologue～

きみがお空のお星さまになって早4年…
あれだけにぎやかだった我が家もすっかり静かになってしまったね。
きみと過ごした約8年のこと、ずっとずっと忘れないよ。
今も毎日心の中で、おはようとおやすみを言って
毎日毎日一緒に遊んだり
大好きだったピーマンを一緒に食べたり
たまに一緒にお昼寝したり
きれいなバラを見にも行ったよね。
うさぎさんと勘違いされたり
初めて見る電車にびっくりしたり
そんななんでもない日々が
平凡な毎日が
とってもとっても幸せだったなって
今になってようやく気が付いたよ。
さいごの日にきみと約束したことを
きみはまだ覚えているかな？
ぼくは今も忘れていない。
こうして走り続けているよ。
ありがとう。
そして、これからも、ずっと一緒だよ…

続。