Pythonで学ぶ! 日付から曜日を求めるシンプルなプログラム
プログラミング学習の一環として、日常生活の中で役立つツールを作成するのはいかがでしょうか?
今回は、Pythonを使用して「任意の日付から曜日を割り出すプログラム」を作成します。
この小さなプロジェクトを通じて、Pythonの基本的な使い方と日付の扱い方を学びましょう。
プログラムの説明
このプログラムは、ユーザーから YYYY-MM-DD 形式で日付を入力してもらい、それが何曜日であるかを返すものです。
使用するのはPython標準のdatetimeモジュールのみで、特別なライブラリは必要ありません。これにより、初心者でも簡単に扱うことができます。
コードの解説
import datetime
def get_weekday(date_str):
# 文字列からdatetimeオブジェクトを生成
date = datetime.datetime.strptime(date_str, '%Y-%m-%d')
# 曜日を表す数値を取得
weekday_index = date.weekday()
# 数値を曜日名に変換
weekdays = ["月曜日", "火曜日", "水曜日", "木曜日", "金曜日", "土曜日", "日曜日"]
return weekdays[weekday_index]
# ユーザーからの入力を受け取る
input_date = input("日付を YYYY-MM-DD 形式で入力してください: ")
# 曜日を取得して出力
print(f"{input_date} は {get_weekday(input_date)} です。")
コードの実行方法
上記のプログラムを weekday_finder.py という名前で保存します。
コマンドプロンプトやターミナルを開き、保存したファイルがあるディレクトリに移動します。
python weekday_finder.py を入力し、実行します。
指示に従って日付を入力すると、曜日が表示されます。
注意点
プログラムは入力された日付が実在するかどうかをチェックしません。例えば、2023年の2月29日のように存在しない日付を入力するとエラーが発生します。この点を改善するためのエラーハンドリングを追加するのは、次のステップとして良い課題になります。
まとめ
この小さなプロジェクトを通じて、Pythonの基本的な機能の一つである日付と時刻の扱い方を学ぶことができます。
さらに、プログラムを改良することで、Pythonスキルの向上にもつながります。是非、このプログラムを起点にして、さらに多くの機能を追加してみてください。
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