【第三回】ふるさとの全力プロ野球をあらためて考える〜茨城アストロプラネッツのスピリッツとは〜
どうも。Satoshiです。
見切り発車のため第何回まで続くか分かりませんが、お付き合い頂けると幸いです。
さて、第一回、第二回とふるさとの全力プロ野球について考えてきましたが、私の教養と知識では他のリーグや球団を交えた考察には限界があると気付きました。(正確には、気付いていたけど見切り発車した、のですが。)
ということで、前回からは応援球団である「茨城アストロプラネッツ」について述べながら、自分なりに考察をしました。
今回はその点をもう少し深めていきながら、最終的には標題の「茨城アストロプラネッツのスピリッツとは」について考えたいと思います。
今回は、体制の幹部である1人に注目しながら考えていきます。
現茨城アストロプラネッツ体制を語る上で欠かせないのは「色川冬馬」GMです。既に独立リーグ界隈や、国内外からの注目も集めているのでご存知の方もいるかと思いますが、少しご紹介を。
色川冬馬氏とは?アジアンブリーズとは?
生年月日:1990年1月2日
出 身 地:宮城県
経 歴:聖和学園高校
仙台大学
イラン代表監督(2014年-2015年)
パキスタン代表監督(2015年)
香港代表監督(2017年)
Asian Brees CEO
アメリカ独立リーグへの挑戦などを経て、
代表監督を務めた経歴は異色と言って良いと思います。
また、注目すべきはAsian Brees CEOという肩書き。何をしている企業なのか、初見では分からない方も多いかも知れません。
下記、記事を引用します。
代表の色川は、 これまで野球を通して16カ国を渡り歩き4,000人を超える選手の育成やキャリア形成に携わり、 現場とビジネスの両面から野球界の最前線で世界各国にコネクションを構築してきました。
「人生に新たな選択肢を提供する」を理念とし、 アメリカ アリゾナ州に本拠地を構え、 野球選手として海外でのプロ契約を目指す若者向けのトラベリングチーム事業やスポーツ人材育成事業などを展開している。
引用元:
https://prtimes.jp/main/html/rd/amp/p/000000001.000086574.html
簡単に言えば、海外プロ野球チームとの契約を目指している選手のお手伝いをしますよ、ということなんです。そのためのチームを編成して、海外のチームとの試合などを通じて契約に向けたアピールをしていくと。
また、アリゾナスカウティングリーグというトライアウトリーグも開催します。
アジアンブリーズでは、既存の野球界の構造だけではない“新たな選択肢”を提供しています。アジアンブリーズが持つ日本とアメリカの繋がりを活かし、日米の独立リーグを繋ぎます。参加選手にはオフシーズンでもプレイする機会を提供し、各球団にとっては選手発掘だけでなく双方の運営等を学ぶ機会も提供致します。
今回のトライアウトリーグでは、日米双方の監督・コーチを招聘し、選手60名(3チーム)を日米より集め、1 2日間に渡るリーグ戦開催を予定しています。現場の監督・コーチは、双方独立リーグにて現役の監督・コーチ が務め、各球団で気に入った選手が居れば、その場で契約していけるシステムを採用します。
引用元:アジアンブリーズHP
https://asian-breeze.com/arizona
その場で契約が可能なリーグ戦の開催ということで、
海外でチャンスを求めている選手と契約し、日本でのプレー機会を得る、ということもあり得るんですね。
詳しくは下記リンクにも記載があります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/amp/p/000000002.000086574.html
海外とのコネクションを活かしたマネジメントを得意とする人物ということが分かると思いますが、こと独立リーグのGMとしては異例かつ異色。
2021シーズンの手腕についても賛否両論がありました。(これは色川冬馬氏本人も述べていました。)
私自身は是々非々で議論すべきと思っている人間なので、どちらの意見も切り捨てるべきではないと思います。
冒頭の「ふるさとの全力プロ野球」像は、
ファンやスポンサー、全てのステークホルダーの中にあります。それを変えようと強制はできないはずですし、するべきではないと考えています。
あくまで色々な評価基準と判断の中で、醸成され作り上げられていくものだと思っているからです。
ただ一つ言えるのは、「選手として可能性やチャンス、あるいは選択肢が増えるのは恵まれている」ということです。自分をプロデュースするきっかけにもなります。
自分が学生時代だったら…若かったら…
海外にチャンスを求めてみたかったと思う方はいるのではないでしょうか。
茨城アストロプラネッツのスピリッツ
私は、茨城アストロプラネッツのスピリッツとは、なりたい自分になる為の「自分創り」と、それを実現するための「挑戦」なのではないかと思っています。
色川冬馬氏は、少なくともそのスピリッツを実現するために奮闘していることは間違いないと思っています。
ファンとして、これからも注目していく所存です。
今回も長文・駄文となり申し訳ありません。
皆さんのご意見も伺いたいです。
何かあればコメントをいただければ幸いです。
では、また。