マスコミ情報で賛成・反対を考えるのではなく、日本人の道徳心で考えてみる|vol.287
葬儀で拍手がおこりました
故:安倍晋三元総理の政治での女房役
菅さんの弔辞でした
画面ではわかりませんでしたが
その声には涙を感じました
一人の友人として
素直に述べた個人への言葉は
友人の死を経験したことがある人であれば
誰しも理解できる弔辞(送辞)でした
国葬にするかどうかの議論に
どうこう言うつもりはありません
一人の有名人がお亡くなりになり
故人に国をあげ手を合わせることに
なんの損得を感じるでしょうか
今回の国葬反対問題
意を唱える人たちをマスコミで見る限り
あまり品のいいものではないと
率直に感じます
日本武道館より
遥か離れた大分県大分市から
マスコミ報道を通じて拝見していると
まるで
他国のことのような距離感と
二つの意見が争う割れた国家を
他人事のように見てしまう自分がいます
両方の立場の方々がそれぞれ意見をもち
自分が正しいと主張されていますが
自分の意見とは
すべてマスコミ情報から形成されています
私たちには報道でしか
伝わってこない情報があるからです
そう考えると
自分の意見は本当に自分の本意なのか
と気付かされてしまう時があります
冷静に考えれば
お葬式をやっているだけです
日本人の道徳観で見れば
道端で知らない方の
葬儀の看板を見た時には
手を合わせてしまうのが
我々日本人の道徳心です
葬祭場で
今まさに故人との思い出に浸っている時
その真横で「葬儀反対!」
メガフォンを使い
変なデザインのヘルメットを被り
サングラスをかけ自分を隠し
大声で怒鳴っている
反対派の方々がいると思うと
日本人としての
宗教心や道徳心はもう終わったと
本当に心から悲しくなってしまいます
なぜ国葬反対されるんですかね?
金ですか?
それとも決め方ですか?
国民の義務として納税された
あなたの税金は
もうあなたのお金ではないと思います
税金を無駄遣いする
役人を監視するために
あなたの1票で
議員が選ばれるわけです
文句を言う前に
誰に?どの政党に?
投票していますか?
日本の民主主義は
今もちゃんと実行されているように
私には映ります
あまり政治に詳しくない
私のブログですので
政治に関する感想は
あまり自信を持って
書くことはできませんが
先日
エリザベス女王の葬儀の印象と
あまりにも差がありましたので
少し書かせていただきました
日本を素晴らしい国だと
褒めてくれる海外の人へ
「何が素晴らしいと思うのか?」
とお伺いすると
「この国には宗教道徳がないのに
個人個人が共通したルールを持っている」
と答える方がいます
他国での道徳心はほとんどが宗教です
キリスト教や仏教・イスラム教など
それぞれ教えがあり
困っている人を
救うことが教えられているからこそ
互助が生まれています
しかし我々日本人は
自由宗教の国・日本において
神様・仏様の教えを習うことはありません
でも
・人が困っていたら助ける(扶助)
・順番に並ぶ(秩序)
・食べ物を分ける(互助)
などの道徳心を
もともと持ち合わせたDNAからなる
日本人という名の民族のはずです
今回の国葬に関し
さまざまなご意見はあることは
承知していますが
少なくとも私は
国家繁栄に尽力された
日本国総理大臣の死別に
素直に手を合わせることにします
反対派の方々のおかげで
日本人の品を考えるきっかけを
いただきました
安倍さんの生前での思いに
敬意を払い
安らかにお眠りいただきますよう
お祈りいたします