私が感じた市民サービスの欠如|証明書取得時の矛盾点|vol.110
いい季節になりました
今は4月初旬
桜が満開で昼は暖かく
ウキウキする気持ちを抑えられません
『さまざまの こと思い出す 桜かな』
なんて平凡な句ですが
松尾芭蕉作です
途端に名句に感じてしまうのは
不思議です
「奥の細道」の芭蕉の旅姿を連想し
彼の見たさまざまな情景が目に浮かびます
今年も1度ぐらいは
満開な桜を時間を忘れるように
見つめていたいですね
大分市でIT会社をやっています
ロックスカンパニー久保田と言います
最後までお付き合いください
今日の話は公共サービスについてです
印鑑証明をとりに
市役所へ出かけました
住民票や印鑑証明を取得するには
我々の年齢では役所に行くことが
習慣になっています
窓口に行くと担当者から
印鑑証明カードの提出を
求められました
持ってなければ窓口では
発行してくれません
ちょっと前までは
市役所入り口に自動発券機が
設置されていて
すぐに200円の手数料で
取得ができていました
自動発券機が廃止された話を
事前に聞いていた私は
証明カードの必要性を感じず
手ぶらで訪れたのです
窓口での対応条件は以下の通り
・印鑑証明カード提出で手数料300円で取得
・コンビニでマイナンバーを使い200円で取得
その時マイナンバーを持っていた私は
マイナンバーでの窓口取得を希望しましたが
できませんとのこと
コンビニでマイナンバーで取得できるのに
市役所窓口でマイナンバーで取得不可
一体どうなっているのか?
不満いっぱいで
「そうですか出直します」
と言って会社に戻り
会社横のコンビニで取得しました
取得後あることに気づいた私
近くのコンビニで200円で
わざわざ遠方の市役所が300円は
いかがなものか??
逆にわざわざの市役所が200円で
近くのコンビニが300円が
正解ではないかと
しかもコンビニは
発行代行手数料取って200円なのに
市役所がそれ以上利益含んで
どうするんですか
利便性をお金で買うのだから
コンビニが300円なのはわかるが
市役所が300円なのは解せません
「市役所は高いですから
なるべくコンビニで取得してください」
「市役所の窓口職員の
人減らしを目指してますので」
と言われてるようで
もしも
遠方からバスでお越しになる
事情を知らない高齢者の方々でしたら
「カードを持っていない」
「マイナンバーはコンビニで」
と窓口で告げられるわけですから
市民サービスとして切なく思います
マイナンバーも
行政からあれだけ勧めてきているのに
自所のシステムと
つながってないとは驚きです
私から提案ですが
1階の証明書発行コーナーを潰して
コンビニにしてはどうかと
思ってしまった桜満開の一日でした
佐藤大分市長
および市議会議員のみなさん
再考よろしくお願いします