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人生で影響を受けた恩人の話|vol.343

昨晩は久しぶりに
久しぶりの方々と会食をしました

大分県咸宜会のOBの方々
及び大分県知事広瀬勝貞ご夫妻です


写ってらっしゃる皆さんは
いずれも大分県咸宜会OB
及び年齢の近い戦友

大分県咸宜会(かんぎ)とは
大分県各地の各青年部会
青年会議所や商工会議所青年部
そして工業蓮青年部などの
会長経験者で構成される
55歳までの会です

咸宜会は15年前
当時各自が青年団体のトップをやっている時

広瀬知事が声をかけてくださいました

『君たちは地域のために一生懸命
トップを務めいてきたんだから
青年団体卒業後に
もっと大分県のために活動したらどうか?』

そう
青年団体のトップの任期は通常1年

1年間全てを犠牲にし
地元活性化のために会長を務め
次期に手渡していきます

つまり
その後は何もなく
普通の会員を2〜3年して
青年団体を卒業していくわけです

その私たちに
ひとつになって大分のために
何か事を起こすべきじゃないか

と声をかけてくれたのが
15年前の広瀬知事でした


もともと地元愛が強い若者たちも
それぞれの青年団体の卒業を迎えると
居場所がなくなります

まだまだ有り余ったパワーを集め
居場所を作っていただいた
前代未聞の会が「咸宜会」なのです

青年団体のトップを経験したからと言って
誰でも入れる会ではありません

咸宜会メンバー全員の承認と
一緒にやっていけそうかという
人間性で入会が可能な会です

各青年団体を指揮した経験値をもつ
メンバー同士

人間的にすごい漢が集まっている
このような会は

全国的にも前例がありません


次期知事選に不出馬を表明した広瀬知事


いわば広瀬門下生として
咸宜会は15年間活動してきました

その間
広瀬県政に様々な意見も申し上げてきました

自身のビジネスにもアドバイスをいただき
大分県を勉強してきました

私にとって広瀬知事は
理想の理事です

もちろん牽制には厳しく
そして我々若者には知識とチャンスをくれる

まさに父親みたいな存在です

5期20年間
一切のプラベートを捨て
私たちの大分県のために
尽力いただいた

その知事が知事でなくなるわけです


昨晩は広瀬知事への感謝の思いと
数々の懐かしい知事との思い出を語り尽くす

そんな会だったのです


会の内容もいつもと違いました

料理はコースでしたが
一つのものを皆で分け合うというテーマで
メンバーが考えてくれました

1匹の鯛をお造りで分け合う
一つの鍋で煮た筑前煮を皆で分け合う
一つの塊の肉を皆で分け合う

ホテルが出す簡単なコース料理ではなく
広瀬門下生が一つのものを分け合うことに
意味を持した食事でした


揮毫(きごう)


会の中
広瀬知事より「書」をいただきました

揮毫(きごう)とは、毛筆で何か言葉や文章を書くこと。「 毫 ( ふで ) を 揮 ( ふる ) う」からこの語がある。

私たちへ向けたメッセージです
約10分間
静寂な空間と
筆にこめた「道」を感じました

20年牽制を守ってきた方が
50代の私たちに向けて筆をふるう

『今後の大分は
君たちにかかっているんだから
精一杯頑張りなさい。。。』

とまるで言葉をかけていただいた
気がしました


今後
あと何回お会いすることができるか

人生を県政に捧げた広瀬知事

まだ半年の任期がありますが
健やかにお過ごしいただきたいと
心より願っています


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