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【ミュンヘン編】ドイツベルギーフランス旅行


前回の記事の続きです。前回記事は以下から。

ミュンヘンに到着

ヘルシンキでの乗り継ぎを含めた長いフライトが無事終わり、ミュンヘン空港に到着しました。
市街地を目指すために空港の長い通路を歩いて(看板やら自動販売機に目を奪われつつ)高速バス乗り場に向かいます。
時刻表のいったいどのバスが来たのかは分からなかったのですが、15分ほどで目的地へ向かうバスが来ました。乗車券はバスの運転手から購入できるというどなたかのブログの情報を信じ、頭の中で繰り返し練習した不慣れな "Can I get two tickets for adults?" で無事乗車できました。(旅行中の英会話は、事前に調べたり後で言い間違いを恥ずかしがっていたせいでいくつか覚えています笑)
乗車人数はそれほど多くなく、電源も用意されていて快適な車内です。
バスが移動し始めてからGoogleマップを開いてみると、現在地がちゃんとミュンヘン市街方面に移動していて、正しいバスに乗れたなという確認と本当にミュンヘンに来たんだという実感が湧きました。

Googleマップのスクリーンショット

移動中は高速道路の風景や街中の大学のような施設を車内から眺めてゆっくりと過ごしました。
目的地が近づいてきたであろう時間に、街の入り口なのか分からんのですがなにやら立派な門が見えたとき、いよいよ旅行が始まったスイッチが入りました。

車内の様子
車内から見つけた門

ミュンヘン中央駅前でバスを降り、ホテルのあるマリエン広場方面へ歩きます。
駅前は車通りの多い都会エリア(地下鉄入り口や百貨店などが目に入る)、マリエン広場に近づくにつれて石畳の観光エリアという雰囲気に変化していきました。
ホテルで大きな荷物だけ預け、いよいよ観光スタートです。

1杯目のビール(ハッカープショール)

やはりまずはビールを飲みたい、という決定事項のもとに街を散策します。
ホテルからマリエン広場に向かう道中にテラス席のビールが飲めそうな店を発見したのでこちらに決めました。最初の店ということもあり入るか迷いましたがこういうのは早めに決めてしまった方が良いというのが個人的信条です。
お店はこちら

建物入り口で2人です〜と店員に話しかけましたが店内に人がおらず、どうやらテラス席のみの時間帯だったようでそちらに案内してもらいます。
メニューには1Lと500mlの選択肢がありました。ドイツは1Lサイズが用意されているのでそちら行きたかったですが、これから観光もあるので様子見で500mlを選びました。量が少なくても割高にならないので選びやすいです。
早速注文を済ませて待ちに待った時間です…

ハッカープショールのメニュー
ドイツ一発目のビール!
おつまみの肉料理(ポテト付き)
テラス席からの風景

およそ20時間の移動を終えて大荷物も手放した開放感でビールがするすると体に収められていく…!
テラス席も心地よい気温と街並みでよいのですが、白ソーセージが届いてから風向きが変わった。ハエが多くないか…?白ソーセージの周りに10匹近く…席を変えてもらいました笑(面白いので写真には収めましたがここでは控えておきます笑)

最初の食事を楽しませてもらったこちらのお店、ミュンヘンの6大ビールに挙げられるハッカープショールという醸造所の店舗のようでした。ミュンヘンで開催されるビールの祭典オクトーバーフェストでは、この6つの醸造所のみが提供を許可されています。関連サイトのリンクも載せておきます。

マリエン広場

そわそわした気持ちを食事で少し落ち着けたところでマリエン広場へ移動します。道中は石畳になっていて、歩道のため歩きやすいです。

広場への道中

5分くらいで広場が見えてきました!

マリエン広場(新市庁舎の塔)
下から見上げた新市庁舎
横から見た新市庁舎と地下鉄の入り口

石造りの新市庁舎がかっこいいですね〜!ネオゴシックという建築様式のようです。広場はミュンヘンのビールが飲めるレストランや、お土産やプレッツェルの出店で賑わっています。SとUの標識は地下鉄の駅らしいです。
市庁舎の塔に登れたので行ってみました(入場料はすこし高めに感じました)
遠くにビルがいくつか見えましたが、マリエン広場付近は赤い屋根の旧市街の雰囲気です。

手前の2つの塔はフラウエン教会というらしい

ホフブロイハウス

マリエン広場から10分ほど歩き、いよいよミュンヘンに来た目的の場所、ホフブロイハウスです!
夢にまで見た立派な建物が見えてテンションが上がります。中に入ると大勢の人、装飾の多い天井、そしてHBのロゴを確認!
店員さんの案内は待たずに空いている席に座ってしまってよいルールのようです。(同行した友達に店員さんに話しかけてもらいましたがことごとくスルーされてしまいました…笑)

ホフブロイハウス前で記念撮影
ホフブロイハウス内部の様子
ホフブロイハウスの照明

席に付いてメニューをみるとドイツ語表記だったため隣席の地元っぽい雰囲気のご夫婦に英語表記のメニューと交換してもらいました。こういうちょっとした会話も嬉しいです。
今日の観光はほぼ終えていたため、迷わず1Lサイズのビールを注文!重いグラスで手首に負担がかかる…嬉しい…

ホフブロイハウスのメニュー(英語版)
ホフブロイのビール(1Lサイズ)

料理は名前がまた覚えられていない豚肉とポテトのセット。あとは店内を歩いていた人に声をかけて特大のプレッツェルを購入!いい塩加減でもちもちしていてビールと合います。
食事をしていると、どこからともなく音楽が聞こえてきました。周りの半分くらいは曲を知っていそうで合いの手をしています。店内を見渡してみるとどうやら生演奏をしているよう。ビールの施設とは思えないすごい空間だ…!

大きいプレッツェル
音楽が聞こえてきたので急いで録画した動画のキャプチャ

お会計を済ませてから建物をもう一周してみると中庭を発見。外だけど建物に囲まれていて落ち着ける雰囲気です。本当にビールが美味しくなる施設です。ちなみに友人が行ってくれたお会計ですが、タッチパネルで何%のチップを払うか選ぶボタンがあったらしいです。文化が変わると会計システムも変わりますね。

ホフブロイハウス中庭の様子

ホテルで1泊

酔い覚ましに街を散策してからホテルに戻ります。スーパーや薬局で少し買い出しをしましたが、商品棚を見るだけでも楽しい、会計のやりとりすらちょっと緊張して楽しい。全く違う文化に触れると全てが旅行の思い出です。

翌朝——
ホテルの朝食を予約していたので食堂に来ました。ビュッフェ形式です。昨日の食事と比較すると野菜やフルーツが多くて健康的な印象でした。自分のお気に入りはキノコのソテーとフルーツヨーグルトです。キノコは2回くらいおかわりしました。
一つ覚えていることが、食事中にホテルの方に話しかけられたのですが英語の応答がうまくできず…追加のオプション的なことを聞かれていたと思うんですが、内容もわからないまま断ってしまいました。無料かどうかくらい聞けば良かったねと友人と反省してました。

ホテルの朝食

ミュンヘン・レジデンツ

なんかミュンヘンでもう一箇所見ようぜのノリで来てしまいました。バイエルン王国の宮殿だったみたいです。
外庭からもう広い、日本にはない建物の規模感です。

外庭

メインホールの天井は絵画がびっしり。柱の間は彫刻で埋められています。

メインホール

隣の宝物館もセットで入れました。王冠や大きな武具のようなものがありましたが、日用品の豪華版のような品が多く展示されていたのも印象的でした。写真はお気に入りのチェス盤です。装飾が細かい!

宝物庫にあったチェス盤

レーベンブロイ

予約した電車の時間までもう少しあるということで、追加でビールをいただきます。せっかくならミュンヘン6大ビールから、ということで営業していそうで駅から近そうなレーベンブロイを選びました!
少し迷いながらなんとか辿り着くと、立派な建物に向かい入れられます。
晴天のテラス席に案内されて最高だ〜またまた気持ちのいいビールをいただけました。隣の席を見ると、地元っぽい雰囲気の男性6人が1Lのビールジョッキをぶつけて乾杯していたのが印象的でした。
飲み終えるとちょっと時間が怪しかったので急いで駅へ向かいます。

レーベンブロイの入り口
レーベンブロイの入り口
レーベンブロイのメニュー
レーベンブロイのビール(ピント合わず)

ケルンへ移動(ミュンヘン中央駅)

駅に来ました。初めての電車移動でわくわくします。駅舎が一つの大きな屋根でできているのがヨーロッパっぽいです。ホームの入り口に電光掲示板と時計が配置されているのも好きです。

ミュンヘン中央駅

電車移動の話から次回のケルン編に回します、ということでミュンヘン編はここまでです。ビールのために来たということもありたくさん飲んでしまいましたが、大きなトラブルもなく順調に楽しめました。治安も悪くなく街中やスーパーも綺麗だったのでビール飲むために住むと楽しそうだな〜素敵な街でした!

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