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Appleの主要製品発売時期を株価・四半期EPSチャートにマッピングしてみる。【米国株長期投資】
Apple「AAPL」の株価・四半期EPSチャート分析
下のチャートは、Appleの株価に、年率換算EPSの15倍(薄緑の領域)をプロットしたものになります。特徴的なのは、クリスマスシーズン(10月から12月期)に売上(利益)が集中する傾向にあり、チャート上に周期的なこぶのようなものができています。
![](https://assets.st-note.com/img/1655776395479-XjNFPGXYmY.png?width=1200)
米国の会社の年次決算期は通常は12月なのですが、Appleの年次決算期は9月になっています。これは、クリスマスシーズン(10月から12月期)を第一四半期にすることで、しっかりと売上(利益)をたてて、残り一年の見通しをよくする為なのではと考えています。
チャート上に紺色のマーカーがありますが、これは、私が独自にAppleの主要製品発表時期をチャート上に表示させたものです、
こうして長期チャートをみると、2020年3月ごろからの、コロナショック以降の急上昇が一服したあと、M1 Mac発表でさらに株価が一段上昇したことが見て取れますね。
また、株価チャートの下の棒グラフの領域は、営業CF(緑色)、純利益(黄色)、営業CFマージン(青色点線)を表しています。Appleの場合は、潤沢な営業CFに裏打ちされた純利益を計上していますし、営業CFマージン(営業CF/売上高)もおおむね25%以上となっており、非常に健全な利益計上を実現しているビジネスモデルとなっています。
逆に言いますと、営業CF(緑色)が少ないのに、純利益(黄色)が多く計上されている場合、本業以外で無理やり利益計上している場合が多いので、その会社の株式取得には注意が必要となります。
いまさらですが、2017年頃のiPhone X 発表あたりで、Apple株を仕込んでおけばと思ったりもしますが、当時はスマホテクノロジーの進化にも、先詰まり感があって、この時点から急成長するイメージはもてなかったですね。
投資は難しいなと思うとともに、Appleという会社の底力を感じます。
APPL株価・四半期EPSチャート
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